Podcast配信日記｜「来た道 来る道」＃1長い介護のトンネルを抜けて
将来に向けて不安がないと言い切れる人は、恐らくほとんどいないだろう。
不安が経済を動かしているこの時代、煽ってなんぼ、煽られてなんぼの世の中という事情も分かってはいる。
放っておけば自然と心は不安な方に偏る心理の法則があるわけで、
不安があるのは健全といえるのかもしれない。
とはいえ、
とはいえです！
いまだ週間天気予報は平気でハズれる。
ただ、実はこれ、私にとっては大きな希望だったりもする（笑）
あれやこれや憂いたところで、1週間後のことでさえ誰も完全予測はできないことを立証しているからだ。
将来にめいっぱい不安を感じていても、幸せな老後は夢見たい。
私もそのひとりである。
であれば、
今まさに、幸せな老後を送っている諸先輩の方々にお話を聞くのはどうだろう、と考えたのがPodcast「来た道 行く道」をはじめたきっかけだった。
第一回目のエピソードは、20年にも渡り、家族4人の介護をし続けてきた女性のお話である。
突然始まった介護生活。はじめは一人だった介護者が二人に増え、最後は予想もしていなかった人までを介護することになった。
注目いただきたいのは、20年という介護の沼を主人公がどういうマインドセットで乗り越えることができたのか。
まさに今、介護で大変な思いをされている方はもちろん、目の前に立ちはだかる大きな壁にとまどう方にもぜひ聴いていただきたい内容である。
心救われるハッピーエンドも、ぜひ噛み締めていただきたい。