
なんとなく20年間主婦をしてきた私。新たな人生が動き始めた
なんとなく20年間主婦をしていた50過ぎの私。
「幸せですか?」と聞かれたら
「はい」と答えていたと思う。
でも「自分らしく生きていますか?」と聞かれたら
その答えはきっと「いいえ」だったはず。
|50歳を過ぎふと考えたこと
50歳を過ぎたある日、ふとこんなことが浮かんだ。
「人生どう考えても半分は来た。このままの自分でいいの?」と。
専業主婦として、パートをしている主婦として
趣味こそあったものの自分をやりたいことを思い切りやってみようとか試してみようとか思ったことがなかった。
けれど、人生半分は来たと同時に「このまま死んでも悔いはない?」の問いに「絶対嫌だ」という答えしか浮かばなかった。
|今の私に何ができる?何をしたい?
50歳を過ぎてからの自分に何ができるのだろう?
そもそも私は、何をしたいのだろう?と考え始めた。
小さい頃からのなりたかったもの、やりたかったことを考えてみる。
小さい頃思っていた「ピアノの先生になりたい!」
これは、叶えた。
次は「スタイリストになりたい!」
これは、叶えてない。
そうだ!私は、中学生の頃スタイリストになりたかった。
ファッションのことが好きで、1人ファッションショーをするほどだった。
けれど、そのファッションを仕事にしたこともないし、学んだこともなかった。
今この好きなファッションのことで何かしなければ、最期を迎えたときに後悔しか残らない。そんなふうに思えた。
|ファッションの何ができる?
「ファッション」関連の何が、今の私にできる?
アパレル販売をする?
似合わない洋服を手にしている人に「お似合いですね」と言いたくない。
しかも自分の欲しいものをたくさん買ってしまい自滅しそう。
デザイン学校に行く?
ファッションのことは好きだけれど、デザインをしたいわけじゃない。
ファッションコンサルタントは?
これだ!パーソナルカラー診断や骨格診断という理論をもとに
似合うファッションのアドバイスをすることをやってみたい。
似合っていないファッションの人に、もっと素敵な着こなしができることを伝えたい。
どうすればなれるだろう?と自分の想いが動いた瞬間でした。
|52歳の私に自分自身の目標ができた
ファッションコンサルタントになりたいと思い。
あちこちの情報を集め、実際にファッションコンサルを受け、やっと学ぶ決断できた。
それが、52歳の頃。
そこから、大きく自分の人生が動き出した。
誰かのためではなく、自分自身のために歩み始めた道。
この時、この道に進もうと決めたことが
今の「自分らしく生きる」につながっている。
特に何かをしてきたわけでもなく、ただ普通に主婦をしていた私が
決めて動いたことで人生が変わり出した。
できる?できない?ではなく
やる?やらない?の選択しかなかった。
再び、私の人生が動き始めた。