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Step 4 そもそも服とは。ファッション業界の問題とアルコドーロが目指すこと。

そもそも、衣服とは?



みなさんはなぜ衣服を着ていますか?

・寒さから守るため?
・おしゃれを楽しむため?
・衣服を着ないと恥ずかしいから・・?

どれも正しいと思います!

が、もう一つ付け加えたいと思います。

衣食住、と昔からいうくらい
実は食よりも”衣”がとても大切、ということ。

お薬を飲むことを”服用する”といいますよね。

よく聞く馴染みある言葉ですが
よくできてる言霊です。

昔は
衣服は、お薬の役割をしていたのです。

そのくらい着ているものは
私たちに影響があるものであり
大切なもの、なのですね。

裸では、恥ずかしいどころか
安全に人と会い、社会で暮らすことができません。

私たちの皮膚もとても大切な役割をしていますが
もう一枚の第2の皮膚として
私たちは服を着ています。

皮膚は
呼吸をし、汗を出し、必要な水分を吸収している。

外へ要らないものを出したり
外からのものを取り入れたり
なんというか、身体と外の世界との間にある
”門”のようですね。

私たちの身体を守ります。
また皮膚の状態で
私たちは身体がどんな状況になっているかわかりやすいですね。
もう一つの顔のような
表情があるようにも感じます。

そこにもう一枚の
皮膚を着るとしたら、、、?

何を着るでしょう。

石油系の化学繊維や染料でしょうか?
それとも
呼吸のできる心地よい自然素材や花の色でしょうか?

戦後の石油などの地下資源を中心とした資本主義に移行していく中で
昭和30年頃まではなかった化学繊維が
私たちの暮らしを大きく変えてきました。

気づいたら
シルクにそっくりの化学繊維を着て
安価でゴージャスな気持ちになれるような
美しい衣服が、、
捨てても捨て切れないほど、溢れるほどに手に入るようになりました。

一見、豊かになったように見えるけれど
どこかへ
大切なものが見えなくなってしまった

世界の環境はとても汚れてしまい
服を縫う人たちの健康の被害があったり
使い捨てられた服たちの場所にも困るほど
世界は行き詰まっているのです。


The true cost ぜひ観ていただきたいです。


キラキラのファッションの表とは別世界がある

気づいたら
私たちは今までになかった身体の不調が増えていて
病いに苦しむ人が本当に多いです。

冷え性
乾燥肌
生理痛・・・

今ではフェムテック製品という
女性特有の上記のような症状を持つ女性たちのために開発された製品が
注目されるようになった、とのことです。

アルコドーロでは
ヘンプウェアを作ってきて
自然に20年も着てきましたが
私は冷え性や乾燥肌、生理痛という悩みとは無縁の状況です。

ヘンプという素材のおかげで
アルコドーロはそのまま、ありのままで
フェムテック製品と言えるものだと思いました。笑

美しくなりたい、、
全ての女性がそれを願うと思うのです。

その美しさは
外側もとても大切ですが

これからの時代の美しさは
内側から溢れ出る光
それが、自然に美しくその人が輝き
在り方も美しい女神になるのでは、と。

身体が冷えていては
心も温まりませんよね。
ほっとできるってとても大切です。

先日、生理痛や多い出血で困っていて
前から布ナプキンを試してみたかった、という女性から
感動のお声をいただきました。

生理痛がなくなり、経血の量も減って
日数も短くなった!3日くらいでほとんど終わるようになって
気になっていた嫌な匂いもしない!
本当にヘンプの布ナプキンに出会えて
嬉しいです!

と。
こんなにすぐに変化があることは
他の方からも聞いてましたが
何人もその体験をされていることを思うと
本当に作ってよかったと思いました。

また、私が長年着て思うのは
内側にある毒を出す力、つまり
デトックス力が高まる、と思うのです。

ヘンプを着ていると
抗菌力があり呼吸ものでき、静電気が起きにくいため、常在菌が住み心地がよくて
自然と皮膚が整います。

そうすることで
内側にある古い要らない感情やパターン、毒素などの
違和感に気づくことができ
外へ出ようとしたりする時に出やすく作用します。

それは私の感覚ですが
経験上、私の古いパターンはどんどん手放されていることも
助けてくれているように感じます。

昔は誤魔化して
なんとか生きてきたことも
光が当たれば
闇に気づく、ので
隠れてはいられないものですね。

そんなふうにして
オーラも変わります。

私がイタリアでデザインを学んでいた頃、、それは
まるで、病んだ若者(!?)のようでした。笑

この汚れてしまった社会に対して
あきらめと悲しみ、怒りを内側に秘め
自分の心の傷と合わせて
テロリストのようなキツい目をしていたんですよ〜(怖)💦


左上はペルージャ、左下はボローニャの街。右は当時私が専門学校修了時の証書。


今では
若い頃の思い出として笑える話かもしれませんが
その時は、ホンキで闇の中にいる感覚だったのです。


色という光を纏い
私たちはこの衣服を
第二の皮膚(オーラ)として纏う。

温度調整をし、境界線を整えることで
危険から守り、 自分と外とを安全に繋げます。

色々な人に会う時も
私たちを安全に、ご縁をつなぐお役割も
衣服は大きな働きをしてくれるのです。

この色が
私をサポートしてくれそう、
今日はこのエネルギーを纏うと私らしく輝けそうっ!
そんなふうに、
見える”オーラ”として
衣服を纏ってみましょう。


着る物も自然の一部でありたい!

アルコドーロのデザインは

サポートはあっても余計な締め付けがなく
できるだけシンプルで美しく、伸びやかに過ごせる衣服。

ヘンプとオーガニックコットン、3%程度の化学の力もお借りして
今の暮らしのあり方に合うデザインと
全体のバランスを大切に意識しています。


全ての困っている女性がヘンプや植物たちの力と色に癒されて
子宮からポカポカして
苦しみから解放されることを願っています。

そして、元気な人は
ますますヘンプに色のエネルギーを繋げてもらって
キラキラになっていきますように。

ファッションの新しい在り方を
アルコドーロでは引き続き
世界へ提案していきたいと思います。

次回からは
歴史に触れて参ります!

後半もどうぞお楽しみくださいませ。

ここまで読んでくださり
ありがとうございました。


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