
あるものが不足していたから不調だった話
ここのところ体調が良くない状態が続いていた。季節のひどい花粉症のせいだけではないことは体でわかっていた。
症状としてはこんな感じ。
波乗りをしていた頃からずっと朝型生活だったのに、起きれなくなった。
体が重くてだるい。
集中力がとぎれがち。
眠さが常にある。
うーん、書くだけでもしんどい。
何かの病気かも・・と心配で行ったクリニックでは更年期障害では?と言われ(ショック)でも確かにアラフィフだしまあ、そうなのか、仕方ないなって思っていた。
更年期だとしたら数年続くと言われていて、持病の薬を常に飲んでいるのでこれ以上は薬を増やしたくないし、これからどう自分と付き合っていくのかと思い悩んでいた。
そんなこんなのこの週末。
東京はとても暖かく快晴。
花粉症も落ち着いた感じもあり、冬の間やめていた朝散歩を再開。
そこは楽園の春だった。





春の息吹が美しくて楽しくて、あちこち寄り道しながら写真を撮ったり、道ゆく人とお花談義をしたりしてたら2時間も練り歩いていて。
帰宅したら腕や顔が朝黒く日焼けしていて(うっかり日焼け止めを忘れた)
少しほてる体でゆっくりとストレッチして、シャワーを浴びて。
コーヒーを飲む頃になって気づいた。
あの不調はどこへ・・・?
気分はスッキリとして頭もクリア、体のだるさや眠気もなくってシャキッとした気分。
普段と何が何が違うかというと、外で2時間太陽の光を浴びたこと。
冬の間寒さがおっくうでやめていた朝の散歩。
少し暖かくなっても花粉症が苦しくて家にこもっていたこと。
そのせいで太陽光にあたる時間が圧倒的に不足していたのだった。
そうだった。
幸福ホルモンと言われるセロトニンは、太陽の光を浴びることでつくられるのだった。
セロトニンで心と体が満たされることで、Beingが自分らしく整う。
それからDoingが動き出す。
知っていたのにすっかりと忘れてしおれていた私。
今日たっぷりの日差しの下で自然の息吹を感じ、自分の命も芽吹くように生き返った週末だった。
困った時はあれこれ対処法を考えるよりも、命の営みをシンプルに振り返れば整うという話。
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