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初梅
『ぽっぽっと静かな気配は白梅の笑顔が開く立春の朝』
ここ数日の強風で、バケツやジョウロが飛ばされ、壊れてしまった。こんな強風では庭の草木がかわいそう。痛まないように支えを作ったり、落ち葉や枝を集めたり、庭のお手入れをする季節となった。
いつの間にか、陽射しがこんなに暖かくなっている。日の入り時間も伸びて来ている。
春が近い。
福寿草も花芽が見えて、水仙やクロッカス、ヒヤシンスも芽を出し始めている。土の布団をかぶって顔だけ出しているみたい。「もうちょっと寝せて…」と言っているようで、愛らしい。
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そして、庭の梅の木(7年目)、白い蕾がいつくか開いている。しかも、今年はたくさんの蕾がついている。「梅大好き!」の私は、この時がとても嬉しい。
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庭の草木が春を迎える準備をしているこの時期、必ず見つけるのは【早贄(はやにえ)】
昆虫やカエルなどを捕食するが、秋から冬に、それらを木の枝に刺しておく習慣があり、これをモズの早贄(はやにえ)という。
毎年、庭の木々に挟まっている干涸びたカエルを見つける。春になってもそのままなので、きっと鳥は忘れてしまったのだろう。
※この後、カエルの写真があります。苦手な方はご注意ください。🙇
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「早く取りに来て〜」 鳥だけに…
秋に保存しておいたのに、暖かくなって新物の方に気が向いてしまって、忘れてしまうのだろう。
保存食、大切に食べようよ!
新しい季節に心も体もワクワクするのは、鳥も他の生き物もみんな同じなんだ。
庭に小さな動きがあると、何かいいことありそうな予感がする立春の朝だった。
※一日早く立春を迎えてしまいました。ごめんなさい🙏