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妖精 コルチカム

『コルチカム花咲く様は舞台待つ背筋の伸びた乙女の姿』


風が涼しく感じられるこの時季に、ある日突然庭に現れるのがコルチカム。

まるで空から降りてきて、立っているような姿が可愛らしい。↓

9月17日 つぼみ



宝塚歌劇団の舞台裏のような(見たことないけど)、緊張しながら袖で待つ乙女たちに見える。↓

9月19日 花びらが開き始める



そして、本番の舞台に向かって、ドキドキしながら出番を待つ乙女たち。↓

9月23日 華やかな衣装の様な花びら


本番を終えて、興奮覚めやらぬ乙女(コルチカム)たちのおしゃべりが聞こえてきそうだ。↓

「すごかったわね〜!」と聞こえてきそう


毎年、庭のコルチカムで、空想・妄想しています(^.^)
昨年の記事はこちら↓



植物は声を出さないけれど、表現力があり、とても美しい。
牧野富太郎の本を読むと、こう書かれてある。
「植物は人間がいなくても少しも構わずに生活するが、人間は植物がなくては生活できぬことである。(省略)

人間は植物を神様だと尊崇し礼拝しそれに感謝の真心を捧ぐべきである。」


畑の野菜はもちろんのこと、庭の花も私のエネルギーになる。
植物は、汚れなく、邪心なく、ただそこにあるだけで美しい。

コルチカムに感謝して、今日も妄想力を発揮しています。