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ヴェネチア2024 ⑤Homo Faber編⑵

父と二人でヴェネチア1週間の旅に出た、続き。

今回のヴェネチア旅の目的はHomo Faber 2024



前回、会場2までしか紹介できてない。
一つ一つが素晴らしくて、時間が足りないが、進もう!

★3の会場【Celebration】

元は宮殿の食堂だった
階段を上がると…
煌めくテーブル

鏡のテーブルの上に、御祝い事や食事会に使われるような陶器・銀製品・オブジェ・器がたくさん並ぶ。
そして、ここも会場作りに感動!
ピンクの布にドレープをつけて会場を華やかにしている。絨毯もこの部屋に合わせて仕立てている。細かな演出に作品も輝く。

輪島の漆芸家
漆が輝いている
北海道のガラス作家・西山雪さんの作品
透き通るガラスの中に自然の一風景
鳥が動いているように感じる


〈Japan〉と書かれてあると嬉しくて、QRコードで調べてしまう。
初日だったこともあって、お二人にお会いすることが出来た!日本では会えないのに、ヴェネチアでお会いするなんて、すごい!

この会場だけでも1時間はたっぷりと見てしまった。



★4の会場【Inheritance】

調べてみると「相続、相続財産、受け継いだもの、」という意味

少し暗い部屋の天井がスクリーンになって
工房の映像が流れている
人形作家・中村信僑さんの作品
息子さんの中村弘峰さんの作品

この会場は、親子で工房を営んでいる作品が並んでいる。
「Inheritance=受け継いでいく」
イタリアの額縁作家親子と福岡の中村人形親子の作業映像が、天井に映し出されている。

天井をスクリーンとし、その下には作品が並ぶ。この演出も唸るほど素晴らしい。テーブルも波型になり、縁は赤く塗られている。血縁を意味しているのか?私の妄想も止まらない。

そして外に出ると、眩しい日差しで現実に戻る。
さあ、5の会場【Love】へ続く。

…★☆★…

『日本では会えない人も作品も輝く水の都の上で』