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自己紹介 【やさしい日本語を使って、外国人と日本人がつながる社会を創造するためにしていきたいこと】
はじめまして☆
青海佳子(あおみけいこ)と申します。
この度、noteを始めさせていただきました。
これからどうぞよろしくお願いいたします。
今、私は外国人に日本語を教える仕事をしています。
今後は「やさしい日本語ワークショップ専門講師」として、やさしい日本語を使って、外国人と日本人がつながり、お互いに対等な社会の構成員として、安心して暮らせる新しい社会を作っていきたいと思っています。
なぜ日本語教師の私が、このような活動を始めようと思ったのかといいますと…
私はこれまで15年以上、国内の日本語学校や大学などに留学している外国人の方に日本語を教えてきました。
日本語のクラスというのは、様々な国籍の方が一緒に日本語を勉強しているので、まさに異文化間交流の第1線でした。
ただ、日本人は教師である私1人だけという、少し特異な環境での異文化間交流でした。
なぜなら、私は日本語教師なので、日本語についての知識があります。
外国人の方にとって、どのようなことばが難しいのか、どう言えば伝わるのか、ある程度の予測ができます。
ですから、そういった難しい日本語を使わずに、簡単でシンプルな日本語を使っていつもコミュニケーションを取ってきました。
日本語クラスの学生たちも、私や友達、他の日本人の先生方と日本語でやり取りしていく中で、自分たちは日本語を使って、日本人や友達に自分の気持ちをきちんと伝えることができ、うまく付き合っていくことができるという自信を積み上げていきます。
しかし、一旦、学校という守られた空間から離れ、日本社会に出て、教師ではない一般の日本人の方とコミュニケーションを取りながら、仕事をするということを始めたとたん、これまで自分が学んできた日本語では、到底理解が追い付かない生の日本語の壁にぶち当たってしまいます。
そんなとき、外国人の方は、「まだまだ自分の日本語能力が足りないんだ」「自分が勉強不足だからいけないんだ」と自分を責め、自信を失ってしまいます。
日本企業の人事担当者様も、「仕事で通用するレベルの日本語能力を身につけさせてください」と外国人の方の日本語能力の低さを嘆き、学校側に授業の改善を要求してきます。
でも、本当にそうでしょうか。
少しでも、日本人側に、外国人と接する際のことばへの配慮があれば…、つまり、簡単でシンプルな「やさしい日本語」を使って話すという気持ちがあれば…、このような問題は一瞬で解決できると思うのです。
外国人の方は、簡単でシンプルな日本語なら理解することができます。
「やさしい日本語」は外国人と日本人をつなぐ大切なツールです。
私たち日本人がこのことに気付き、やさしい日本語を使って、外国人と接することができれば、これからの「多文化共生社会」はもっともっとみんなが幸せに安心して暮らせる社会になるはずです。
そのことを私はこれから社会に発信し、「やさしい日本語」を使って、様々な人がつながる明るい未来を作っていきたいと思っています。
このnoteでは、やさしい日本語についてや、多文化共生社会、異文化間交流などについて投稿していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!