憧れる色彩
タイ古式マッサージセラピストの友人がいる
ブログ内の画像が
見たことのない色彩なので
「何が違うんだろう…」
彼女はinstagramの写真を使っていたのです
非公開アカウントだったので
彼女に招待されるまで
謎が解けないままでした
「人があったかくていい所でしたよ」
2時間の施術中
こんなことしか聞けなかった
台湾とのクウォーターの元アート系の友人とは、ハタチ前後好きだった映画やマンガの話をした
私の台湾のイメージは
映画「恋する惑星」などのウォンカーウァイ監督の映像知識しかない
「ああいう感じ?」
「親戚みんな顔立ちが美系かどうかはおいておき、目がくりんとしてまつ毛もくるんと上に巻いてる」
映画公開当時
みんなが恋した世界
渋谷でレストランホールのバイト中
休日の昼間に来る女子の2人連れはみんなこの映画のパンフレットを片手ににこやかに談笑していた
そんな中私は何故かベリーショートでホールを駆け回っていた
そのベリーショートヘアは真っ赤になったりロゼワイン色から抜け落ち金髪になった時も
当時結婚式に呼んでくれた友人は私の髪の色を夜中のパソコン?の知らない人とのチャットで話題にしていた
私を結婚式に呼ぶと言うことは
親族以外の友人が全くいなかったと言うことでレトロ着物を着ていた私は壁の花でしたが、何だかアンバランスだったのでしょう
「赤髪ベリーショートでGパンにTシャツ姿、ギターとバイオリンケースを担いで闊歩してる人にナンパする人いないよ…」
こんな風に
今の彼に彼が生まれた頃の話を電話でした時もあった
彼の色彩感覚は普通なので
私がGAPのマゼンタカラーのパーカーを着てスタジオでドラムサポートした帰り道、物凄い変な顔で私を見るのである
多分彼の中では色々あり得ない人種だったのでしょう
私も彼に合わせてか
年齢が落ち着いたからか
そんなとんがった格好を最近はしなくなった
でもバランスを取るように描く抽象画はやっぱりサイケデリックに近い
優しいくてあたたかい雰囲気を出したいのでinstagramではセピアカラーの加工を毎回しているが、ストレスでブリットポップ好きだった私が時々現れる
誕生日が近いので
思い出したように代官山の雑貨屋さんに昔売っていたようなパッケージデザインの化粧品を買った
何だか懐かしくて
そういえばこういうの好きだったなぁと部屋の隅っこの飾り棚にレイアウトした
キャスウェルマッセイのローズウォーターとハニーサックルのハンドクリーム
これ、かなりお勧めです