作りおき
料理の作りおきが苦手でした。
私は大食いの類いなので
1回で食べてしまうことがほとんどだったからです。
ほぼ自炊なので、効率が悪いのですが、1食づつ作ることが習慣でした。
父の入院がきっかけで、2日分のおかずを作り、お弁当箱に綺麗に入れ、冷蔵保存することを習慣にしました。
和食を作ることが苦手と感違いしていた私…
以前ハンドメイドマルシェで知り合った仲間内のおばさまに、自宅で採れた柿とりんごのパウンドケーキをおすそ分けした際
「煮物とか作るの苦手なんだけど…」
「これ作れるんだから大丈夫よ😊ほんだしとか使えばいいんだから」
こんな風に言われて、やったことのないジャガイモの煮物を作っていた時期がありました。(お肉が苦手なので肉じゃがの存在を知りません)
私は洋食育ちなので、茶色いおかずとか茶色いお弁当と言う言葉や存在も知りませんでした(^_^;)
学生時代の同級生のお弁当もどんなだったか記憶にほとんどありません。私みたいに自分で作って来る人はよくよく考えたら、クラスに誰もいませんでした。
記憶にほとんどないのは、学校の入口にある同級生の小さなお店の安い惣菜パンがお弁当の主流だったからです。
エッグパンが凄い人気であんまり食べられなかったです。
まだコンビニで買って来るような強者はいませんでした。
友達はダイエットとしてりんごしか持って来ないこともしばしば…
記憶の中の和食苦手意識は、こう作られていました。
一応現代人ですから、パン食や麺類が私の中の主流で、ロカボー食として活躍していました。
「白いご飯が幼稚園の給食の時から苦手」
これはどうやって食べたらいいかわからなかったんだと思います。
小学校時代の給食に全く苦労も抵抗もなく美味しく頂けたのは、カレー以外はパン食がほとんどだったので、効率良く楽しく食べれたんだと思います。
そして現在
何年か前に父に私専用の炊飯器を買ってもらったことをもきっかけに、ご飯食にだんだんと慣れていきましたが、最初から雑穀米を少量混ぜて炊くようにしました。
よく考えたら白いご飯炊いたことがありません。
白飯は大食いの私にはもの足りず、軽く2杯は食べてしまうからです。
子供の頃のマヨネーズご飯が朝食だったことが蘇ります。(一応シーチキンとアジの開きのほぐしたものが少量入ってました)
その名残りかわかりませんが、物凄く疲れると寝る前にマヨネーズご飯を食べてバタンキューと言うことが時々まだあります。
多分安心するんでしょうねぇ(笑)
話は冒頭に戻りますが
○もやしのナムル
○ひじきの煮物
○高野豆腐煮
○菜っ葉のお浸し
○切り干し大根煮
これが気に入り過ぎて飽きずに必ず作るんです。
野菜大好きの私の上記の代用品が
○ラタトゥイユ
○ナスとピーマンのみそ炒め
○トマトとパプリカのマリネ
○レタスとワカメの胡麻和え
このメニューの大元は
30才前半に肌荒れでお世話になった皮膚科の先生が当時出版したお肌に良いおかずのレシピ本です。
この1冊だけです。
先生はテレビ番組にも出演したこともありました。
今でも吉祥寺で皮膚科医をしています。
多分絶版になってしまったので敢えて紹介しませんが、私がとてもお世話になった1冊なので今でも大切に使っています。
そしてよく摂るようにしている食材はしめじとワカメとさば缶
ゴマ油を沢山使うので
ゴマ油だけオーガニックを使っています。
そうしたら、サラダ油をほとんど使わなくなりました。
○にんじんが苦手
○ピーマンがいつも余る
これは
自分で切り干し大根やひじきを煮るようになったらにんじんがとても甘くて美味しいことがわかり、ピーマンは、誰かがinstagramで「お弁当の中の隅っこの茶色いの」と言っていたピーマンのくた煮と言うことがわかり、ピーマンが沢山冷蔵庫にあると作るようになりました。
ピーマンのくた煮は初めて作って食べてその美味しさにびっくりし、時々作りおきします。
苦手意識と言うものは誰かのちょっとした発言がきっかけだったりします。
幼稚園の時の担任の先生に
「どうして白いご飯食べれないの
?」
どうしてなんだろう?と最近まで考えていました。
以前お付き合いしていた方が
「にんじんが1番好き」
どうして野菜の中でいちばんなの?私はセロリが1番好き
こう言い返せば良かったのでしょうか…
セロリとトマトが大好きだと世の中の大抵の食事は克服出来ます。
トマトが苦手な男性が何故多いのかわかりませんが、父がやはりケチャップが苦手です。ソース派なんでしょうか…
父が一時期入院して2ヶ月間一人ぼっちになったら
作りおきのおかずを調理する過程が楽しくなりました。
とても暑い夏が来ます。
私はそーめんが苦手なので(食べた気がしない、うどん派)そーめんだけにはならないと思います。
ご飯美味しいです😊