作ることとか、伝えることとか、残ることとか
(2022.1.7@ギンレイホール、晴れ、残雪あり)
今回の二本立ては、どちらも「映画」に関わる映画でした(記載順は観賞順)。
『浜の朝日の嘘つきどもと』
朝日座に行ってみたくなった度★★★★☆
映画館ってやっぱいいなと思った度★★★★★
安定感のある日本映画、「浜の朝日の嘘つきどもと」。
高畑充希ちゃんは高校生でも社会人でも違和感なく演じられる安定の役者さん。掘り出し物は大久保さんでした。
魅力的な恩師役を好演していて、「へぇ、いい笑顔をするなぁ」とほっこり。
ドラマ版が映画の後日談だそうなので、こちらも観る、かも。
『街の上で』
主人公をどんどん好きになった度★★★★★
監督の他の作品も観たくなった度★★★★★
下北沢が舞台、古着屋で働く青(若葉竜也)を中心に起こる群像劇、「街の上で」。
青の登場時の印象は「あー、いるよね、こーゆーめんどくせー男」。それが観終わったら、「なんていー奴なのかしら♥」となっていて。
役者さんも即チェック。
青との会話が「アドリブ?」っていうくらい自然体のイハ役の中田青渚さんもいい。役者さんてすごいなぁと改めて感心。
劇中歌で青がギターの弾き語りで歌った「チーズケーキの歌」がまた力の抜け切った歌でホントに彼が作ったようで(今泉力哉監督の作詞作曲だそうです)。
台詞の力というか、人が発する何気ない言葉の面白さに、改めて刺激を受けた作品。
あと、成長するとかしないとかいいとか悪いとか関係なく、人が人と関わるってことで生まれちゃうことの強烈さというか、どこかの街に暮らして存在したという強烈な事実(誰も覚えてなくても)、てなことをふと思った作品でした。
これもまた映画に疎いがゆえに、まーったく期待せずに観て、たいへん良かった作品です。
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