みんな守られて生きている
2022.10.11 晴れ @ギンレイホール
掲載は観賞順。
ギンレイシネパスポートの期限が切れ、初めてチケットを買って観ました。
1,500円でこの2本を銀幕で観られるならいいじゃん、と思えた2作です。
ベルファスト
キラキラした子ども時代を疑似体験できる度 ★★★★★
監督ケネス・ブラナーの幼少時の体験をもとに作られた自伝的作品。
北アイルランド紛争真っただ中の日常を、少年バディの目を通して、観る人に懐かしく、やさしく、眩しく映るのは、監督自身がこうして振り返ることができる「今」まで生き延びたから。
そして、当時、そばで守り支えてくれる大人がいたから。
映画だってことを割り引いても、マ(ママ)とパ(パパ)や祖父母がかっこよくて素敵すぎる(いい意味で言ってます)。本当は、みんなそんなにかっこよくなくて、みじめなところも盛りだくさんだと思うけれど。
少年にしてみたら、彼らは一番身近なヒロインでヒーローだもんなぁ。
きちんと子どもを守った大人は、あとからそんなふうに振り返ってもらえるのでしょう。
大人も必死に「そのとき」を生き抜いてきたことが、大人になった今は、より共感できる、今日この頃。
私は息子らに、どんな「大人」像を与えられたかしらん。
保護者としての親の期限は、あともう少し。
「007」シリーズのM役、ジュディ・デンチはおばあちゃん役で登場。
ラストのシーン、かっこよくて泣けます。
あと、主人公(子役のジュード・ヒル)がすんばらしい。
予告編映像、また何度も見返しちゃった。
マイ スモール ランド
「クルド」を知ってみよう度 ★★★★★
国を持たないこと
民族への帰属意識
どちらも「実感としてよくわからない」というのが正直なところ。
でも、「ここにいてもいい」と安心していられる場所がだれにでも必要だ、ということだけはわかる。
「この世界に、私は祝福されて、在る」
必死に生きようとしている人たちみんなが、そう感じられるといいなと思う。
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