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チャーリー塾 〜MONEY〜⑪

こんにちは。
塾長のチャーリーです。

前回、前々回とこれまで「豊かさに降参する」についてやってきました。

豊かさに降参することは実に簡単です。

豊かさと言うのは大前提であり、受け取って当然のものだからだ。

こう思えたらそれで終わりです。

でも、あなたにはなかなかそうは思えない。
こんな簡単なことがどうしてできないのでしょうか?

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早い話、あなたは豊かさを自分の力で作り上げようとしている。

このアプローチ自体が間違っているのです。

豊かさは作り上げるべき性質のものではありません。

それはただ単に受け取るべき性質のものなのです。

問答無用に受け入れるべき性質のものなのです。

極めて残酷な言い方をしますと、あなたには豊かさを作り上げることなんて出来やしません。
要するに、あなたは極めて不毛な活動に憂き身をやつすことになっている。

もう一度繰り返しますが、豊かさとは作り上げるものではありません。

単に一方的に受け取るだけのものです。

そしてそうすれば完了なのです。

あなたは家計簿や請求書と顔を突き合わせているじゃないですか。

「なんとかしてこの不足を排除できないものかしら、、、」

と頭を悩ませているじゃないですか。

そんなことをしても豊かさはやってこないということなんです。
あなたがそうしている時、あなたは実際には存在しない、頭の中だけにある「不足」と言う幻想とがっぷり取り組むことになっている。

そしてその間、

「今は不足と取組中だから、豊かさを受け入れている余裕はない!」

こうやって豊かさにそっぽを向いているということなんです。

豊かさを経験したいなら、あなたはこの態度を180度変えなくちゃいけない。

想像上の架空の存在である「不足」なんてものと関わっている暇があったら、とっとと豊かさに意識を移すべきなのです。

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「豊かさに降参する」

これが思ったより難しいことであるのは重々承知しています。
しかしそれは、あなたがどうしても自分の力で豊かさを作り上げようとしてしまっているからなのです。

「自分自身の力で手に入れたものでなけりゃ、価値がない」

この想いをどうしても捨てきれないせいです。

しかし何度も言いますが、豊かさは作り上げるべき性質のものではないんです。

そして不足を消し去ろうとしても無駄。
だってそれは元々存在しないのだから。

あなたは取り組む対象を失って途方に暮れているかもしれない。

じゃあ、一体どうすりゃいいんだ?

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豊かさに降参した人が、それをどんなふうに感じるか教えましょうか。

その人にとって、豊かさは当たり前のことになります。

四苦八苦して維持しなくても、それはあって当然のものになるのです。

あなたはものを見ることができ、呼吸することが自然にできるでしょう?

それと同じになるのです。

「ものを見るにはどうやって、、」

とか

「呼吸するとは一体、、」

なんてならないでしょう。
それと同じです。

だって当たり前のことなんだから。

あって当たり前のことを自分の力で成し遂げようなんて、狂気の沙汰ですよ。

「俺は自分の力で呼吸ができたぜ!すごいだろ!!」

とはなりませんよね(笑)

それと同じです。

あなたは豊かさを大層のもののように思い込んで羨望の眼差しで見ているかもしれないけど、そんなものでは全くないんです。

あって当然のもの。

それをあなたが手に入れているのに、どうして苦労したりする必要があるんですか?

というか既に手に入れているし。

結局のところ、あなたに必要なことはこの認識の変更だけなのです。

….認識の変更というと大袈裟ですね。
それは単なる「気づき」です。

「おー、それは私が持っていて当然のものだったのだ。そしてそれは、私がたった今降参すればすぐにでも流れ込もうとしているものなのだ」

そう気づくということなのです。

そしたら、その時点からあなたにとって豊かさは「経験して当たり前のこと」になる。

呼吸と同じようにです。

そしてそれを受け取り始めたあなたにとって、豊かさは当たり前のことになる。
至って普通の光景となるのです。

そうなったらあなたは、不足や欠乏を経験できなくなる。
そのやり方がすっかりわからなくなってしまうのです。

一度自然な状態に戻ったら、二度と不自然な状態を経験しようと思わなくなるようにです。

それは夢から覚めるような経験です。

「なんだ、酷い夢をみていたけど、すっかり目が覚めちまったわい」

あなたはこうして悪夢から覚めて、当たり前の日常に戻ります。

そしてそんな夢を見ていたことさえも忘れてしまうのです。

そして当たり前の日常は当たり前に過ぎていきます。
あなたがあえてそれを維持しようとしなくても、です。

あなたが呼吸の仕方を忘れることがないように、あなたは豊かさの経験の仕方を忘れることができない。

そうなります。

あなたはもうこっち側にいます。
即ち「ただ一方的に豊かさを受け取る側」です。

..現象として確認できなきゃ信用できない??
まあそれでもいいでしょう。

あなたがどう足掻こうが、あなたにとってもはや豊かさは避けられないことなのですから。

あなたが明日経験する豊かさについて、前もっと感謝しておきましょう。

「私に今日1日、豊かさを与えてくださってありがとうございます」

今日はこう感謝してから眠りにつきましょう。

ここからあなたのサイクルは変わり始めます。

気がつけばあなたは豊かさを受け取り始めているでしょう。

それはあなたが単に体の向きを変えて、日光を存分に受ける角度に向き直したというだけのことです。

陽の光はそれまでも無尽蔵に、途切れることなくあなたに降り注いでいたのです。

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