プロフィール2021
はじめまして。桂花と申します。元高校国語教師、2020年春に退職しました。(現在は非常勤で勤務中)以下は私の簡単なプロフィールです。
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大学での専攻は中国文学(現代文学)。高校3年の春、『老子』の「無為自然」の在り方に憧れて、中国文学を学ぼうと決心。古典(漢文)を専攻するつもりで進学したのに、3年次夏休みの短期留学で、茹志鹃(じょしけん)という女性作家の講演を聞いたことがきっかけとなり、その人柄に惹かれて研究対象を変更し、彼女の作品を卒論のテーマに!
大学卒業後は高校教師になったものの、その一方で中国語への夢も諦めきれず、仕事の傍ら通訳学校に通うこと7年半、通訳レッスンに励む。また、クラスメートと共に通訳ガイド(当時)試験のための学習会を開いて、資格を取得。
しかし、通訳レッスンの先の自分像が見えなくなりかけていた30代半ばに、それまで心の中で温めてきた大学院進学が実現する。通訳学校のクラスメートから聞いた社会人大学院開設の情報が、私を人生の次なるステージへと誘ってくれたのだ。34歳の春から2年間、昼間は通常勤務、夜は社会人大学院で研究という日々を(体力の限界に挑戦しながら)過ごす。こうして作家論として修士論文をまとめることで、自分にとっての長年の宿題を完成させることができた。
その後結婚、出産、育休を経て、子育てと仕事の両立に悪戦苦闘する生活の中で、中国語とは距離を置く生活を送ることになる。
そして、退職を1年後に控えた時期に、更に次のステージへの出会いが待っていた。中国語レッスンと並行して、自分の知識や経験を多くの人に知ってもらう方法を学び、その上で受けた「コーチング」レッスン。実際にコーチングを受けてみると、凝り固まった信念や思考を再構築することで、自然に前向きな気持ちになり、今後の自分の生き方を積極的に考えることができるようになっていた。これを自分ひとりの体験として留めておくのはもったいないと、コーチングの実践も学び始めた。
私自身、第一の夢であった大学院進学実現までに12年、中国語に関する仕事に携わりたいと思いながらも、退職するまでに実に38年の年月を費やした。
時間をかけてもよいけれど、できることなら少しでも早く、夢に向かって新しい一歩を踏み出せた方が誰でも嬉しいはず。
そこで、36年間の高校教師としての経験と、新たに学び得たコーチングスキルを使って、回り道の途中で戸惑う方の夢実現のために、アドバイザーとしての活動に力を注いでいきたいと考えている。
そして、中国語と日本語――この二つのことばとそれぞれが持つ文化に光を当てて紹介することも今後の夢であり、現代中国語による朗読を取り入れた漢詩講座をただ今模索中である。
資格:全国通訳案内士(中国語)・漢字検定準1級
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