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【いだろぐ529】煩悩こそ希望。

鮒谷周史さんの先日のセミナーの中で、
「煩悩と未来を寄り添わせる」
という言葉が心に残りました。

人間は誰でも
「こうあるべき」という思い込みで
未来を描きがちです。

それぞれの人には様々な役割があります。

自分自身においても、
ビジネスパーソンとしての役割、
本業、副業の中での役割、
子としての役割、
親としての役割、
40代としての役割などがあります。

これらの役割において、「こうあるべき」と
思い込むことがしばしばあります。

「あるべき」の形で自分の理想像を作り上げると、その実現までの道のりが
苦行のように感じられてしまいます。

役割を超えて、自分、つまり井田慶次朗としての「こうしたい」という小さな煩悩こそが
真の希望だと思っています。

煩悩という言葉には、
見方次第で以下のような意味合いがあります。

欲望、迷い、陰、愛着、執着、欲情。

これらの言葉は、
ネガティブに捉えられることもありますが、
一方で次のような名言も存在します。

「欲望は人間を動かす最も強力な力である。」
- ニコラス・マクチャーリー

「迷いは、それ自体が方向を示す。」
- リチャード・バック

「最も暗い陰は、常に光に一番近いところに落ちる。」
- レオナルド・ダ・ヴィンチ

煩悩や迷いをどう捉え、どう受け入れるかは、
その人の見方次第なのかもしれません。

「スラムダンク」の中で、
私の最も好きなキャラクターは三井寿です。

各キャラクターは
それぞれの葛藤を持ちながら、
バスケに没頭しています。

人生を諦めた経験がある自分にとって
一度バスケットボールから離れてしまった
三井寿には、特別な魅力があります。

三井寿の名言、「バスケがしたいです」は、
「あるべき論」を超えた、
三井自身の純粋な願望だったと思います。

小さな煩悩を希望とし、
煩悩と未来を寄り添わせる。

現実と未来の綱引きの中で、
未来へのワンサイドゲームになるように、
今日も前に進むことにします。

今日も素晴らしい一日を過ごしましょう!

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