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【いだろぐ632】世界に合わせるか、世界を作るか。
昨日、鮒谷周史さん主催のニッチビジネスセミナーに参加しました。
「エキストリーム出社・焼き芋アンバサダー」、「路上園芸家」「空想地図研究家」「ベンサン専門の通販サイト」という4人のニッチなビジネスを展開している方から、その独自のポジションに至った経緯を聞かせていただきました。
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共通して感じたのは、どの方も不遇の時期を経験し、泥縄式に自分の好きなことや自分が活きる状態を見つけ、もがき続けることで現在のポジションに至ったということでした。
社会や会社に合わせられない「社会不適合」という状態を、エネルギーに変えて自分の世界を築き上げてきたように感じました。
長い時間をかけてもがき続けて行った結果、運やタイミングが合致したときに大きな飛躍を遂げていました。
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印象的だったのは、彼らが専門家としての知識だけで勝負していないこと。
それぞれの経歴や強みを組み合わせ、独自のキャラクターやポジショニングを築いているのです。
最初から計画的に設計するのは難しいと感じましたが、時間をかけて自分のポジションを築き上げるものなのだと理解しました。
以前は、このようなニッチなビジネスを展開している人たちを、まるで別の世界の住人のように感じていました。
しかし、セミナーを通じて同じ人間であり、暗黒期を乗り越えてきたことを知り、共感しました。
鮒谷さんは「世の中には、世界に自分を合わせる人と、自分に合わせて世界を作る人がいる」とおっしゃっていました。
泥縄式にもがき続けることが、その突破口であると感じました。
その唯一無二の道も、実は地続きであることを知ることができる貴重なセミナーとなりました。
今日も良い一日にしましょう!