【いだろぐ600】スーパーカブで見た別視点。
この前のニッチなジャンルセミナーで
ご紹介いただいた「マニア流!まちを楽しむ別視点入門」を読んでいます。
この本では「別視点とは何か」
「どうやって別視点を取り入れるか」ということ、
実際に様々なマニア道を追求している方々の例が
紹介されています。
別視点を見つける方法として
「そのもの自体を深掘りする」
「自分の感覚で楽しむ」
「自分を関与させる」
の3つが挙げられていました。
特に「そのもの自体を深掘りする」とは、
何だこれは?
という感覚から、
町のミステリーを推理したり、
その背景にあるものが何なのかを想像してみることを
意味します。
このアプローチにより、普段通り過ぎていたものに
新たな興味を持つことができ、
とても楽しく感じるようになりました。
何だこれはという視点を持つこと、
それがマニアの道の入り口なのかもしれません。
■
20代の頃、バイクの乗るのが好きでしたので、
1年間郵便局で働いていました。
小包や書留の配達を担当し、
スーパーカブ125ccで横須賀のド田舎を巡っていました。
若さゆえ、その時は、サボることしか
考えていなかったので、
誰もこない場所を探していました。
実際に配達していると、
こんなところにトンネルあったの?
こんなところに抜け道があったの?
こんなところに防空壕があったの?
と知らなかったものに
たくさん気づくようになりました。
いつの間にかサボる場所のリストが
できてきて、早く配達してサボっていました笑
(通報されたときもありました、スイマセン笑)
当時はただの当たり前の光景だったものが
今振り返れば、海や山、工場地帯など
特にトンネルの多さなど、
特別な故郷の光景、思い出であり、
非常に魅力的な場所での貴重な経験、
と感じています。
■
興味を持たなければ、
何も見えてこないもので
興味を持てばいろんなものが見えてくるものです。
何だこれは?という疑問を持ち続け、
興味を追求することが大切だと再認識しました。
あなたはもう見えているのだから、、、
今日で600号。
これからも毎日楽しんで書いていこうと思います。
今日も良い1日にしましょう。