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【いだろぐ600】スーパーカブで見た別視点。

この前のニッチなジャンルセミナーで
ご紹介いただいた「マニア流!まちを楽しむ別視点入門」を読んでいます。

この本では「別視点とは何か」
「どうやって別視点を取り入れるか」ということ、
実際に様々なマニア道を追求している方々の例が
紹介されています。

別視点を見つける方法として
「そのもの自体を深掘りする」
「自分の感覚で楽しむ」
「自分を関与させる」
の3つが挙げられていました。

特に「そのもの自体を深掘りする」とは、

何だこれは?

という感覚から、
町のミステリーを推理したり、
その背景にあるものが何なのかを想像してみることを
意味します。

このアプローチにより、普段通り過ぎていたものに
新たな興味を持つことができ、
とても楽しく感じるようになりました。

何だこれはという視点を持つこと、
それがマニアの道の入り口なのかもしれません。

20代の頃、バイクの乗るのが好きでしたので、
1年間郵便局で働いていました。

小包や書留の配達を担当し、
スーパーカブ125ccで横須賀のド田舎を巡っていました。

若さゆえ、その時は、サボることしか
考えていなかったので、
誰もこない場所を探していました。

実際に配達していると、

こんなところにトンネルあったの?
こんなところに抜け道があったの?
こんなところに防空壕があったの?

と知らなかったものに
たくさん気づくようになりました。

いつの間にかサボる場所のリストが
できてきて、早く配達してサボっていました笑
(通報されたときもありました、スイマセン笑)

当時はただの当たり前の光景だったものが
今振り返れば、海や山、工場地帯など
特にトンネルの多さなど、
特別な故郷の光景、思い出であり、

非常に魅力的な場所での貴重な経験、
と感じています。



興味を持たなければ、
何も見えてこないもので
興味を持てばいろんなものが見えてくるものです。

何だこれは?という疑問を持ち続け、
興味を追求することが大切だと再認識しました。

あなたはもう見えているのだから、、、

今日で600号。
これからも毎日楽しんで書いていこうと思います。

今日も良い1日にしましょう。

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