【いだろぐ643】「わかる」は「かわる」こと。
「わかる」とは変わること。
という言葉が印象に残りました。
「わかる」とは情報や知識を頭で理解し、それが何を意味するのかを把握するプロセスです。
一方で、「変わる」は実際の行動や態度、状態の変化を指します。
何かを「わかった」後、その理解を基に自分自身を変え、新しい行動や態度をとることが「変わる」です。
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私たちは時として、自分を理解しているようでいて、実はそうでないことがあります。
自分が得意だと思っていたことが、客観的に見てそうでなかったり、逆に自分が持っていないと思っていたものが実はあったりします。
当たり前に思っていたことが、他人から見ると実はユニークであることもあります。
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長田弘さん著書の『深呼吸の必要』には、
「大事なのは自分は何者かではなく、何者でないかだ」
という言葉があります。
他流試合を繰り返し、自分の信念を突き崩していく。
「本物」とはブレない中心軸を持つことと言われていますが、突き崩して、突き崩しても、崩れなくなったときに本物になる。
それが「わかる」と「変わる」ということにつながっていくのだと思います。
文章を書くこともそうですが、
実際にやってみないとわからないものです。
できないこと、わからないこと、拒絶していることを受け入れて取り組んでみる。
ブレなくなったときに本物になる、
と念じて今日も向かっていきます。
良い一日にしましょう!