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【いだろぐ656】ミニマル・ミュージックと日常。

さすがに短パンやビーサンでは寒くなってきました。長袖の季節がやってきました。

夏の時は永遠に暑さが続くように思え、冬の時は逆で、ずっと寒く感じます。
ですが、必ず秋は訪れるものです。


最近、ミニマル・ミュージックに夢中で、特にスティーブ・ライヒの曲をよく聴いています。

ミニマルミュージックと言えば、日本では久石譲さんが有名です。

最小限の構成で、繰り返されるメロディや音に、微妙な変化が加わりながら展開していくのが特徴。

人工的な音楽であるにも関わらず、何か自然の中にいるような感覚に浸れます。

何気なく聴いても疲れないし、BGMとしても、癒しとしても最適です。

この前、久石譲さんのNHKの「音楽とは」という番組を視聴しました。

音楽の中で、リズムは時間軸、メロディは記憶回路を、そしてハーモニーは空間軸を表すとのこと。

宗教的な背景から始まり、次第にコミュニケーションの手段として、さらには感情を表現する道具として音楽は進化してきました。

久石さんの理想とする音楽は、風が木の葉を揺らすような自然の音が心地よいのと同じように、音楽も人為的であると同時に自然なものであるべきだというもの。

彼の言葉の中で、「昨日の自分であってはいけない」という座右の銘が特に印象的でした。

毎日同じことを繰り返しているようでも、気づかない間に微妙な変化が起こっているものです。

ミニマルミュージックのように、微細な変化を取り入れつつ、進化し続けることで、未知のストーリーが繰り広げられるのかもしれません。

昨日の自分であってはいけない。

今日も素晴らしい一日を過ごしましょう。

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