![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96094479/rectangle_large_type_2_245847cc2d901d7cb689c22f8efa8c0d.png?width=1200)
1日一編は詩を読む 作ってみた 「濃厚接触者の孤独」
我ながらいいコピーだ。「濃厚接触者」の孤独
なってみて初めて分かる孤独ってものがあるわけだが、
新型コロナウィルスの濃厚接触者がここまで孤独だとは思わなかった。
まずなんといっても、感染者ではない。
だから感染者同士ならいっしょにいられるわけだが、感染者といっしょにいるわけにはいかない。感染者からは隔離されていなければならない。
では普通の人とまとまっていられるか、というとそれはちがう。
未病というか、発症前というか、かなり陽性になる率が高いとされているので、健康の人からみれば、半分感染者のようなものとして、健康な人からは隔離されなくてはならない。
ということは、感染者からも、健康な人からも隔離されているし、なんなら他の濃厚接触者からも隔離される。それはそうだ、濃厚接触者の中には非感染者と感染者で未発症な人がいるわけで、これが混ざるのはまずい。感染拡大になる。
したがって、必然的に、濃厚接触者は、ただ一人、荒野に立ち尽くしていなくてはならない。もしくは方丈記。
しらなかったぜ。