世界大会で金メダルの選手でも陥る筋トレ至上主義。一般の人は筋トレ”も”〈ある程度〉あった方がいいと思ってます。【国が筋トレ推奨でトラブルも増える理由】
テレビに世界陸上で金メダルを取ったやり投げ女子選手が出ていました。
「昔は筋トレで身体が張っているのはしょうがない」と思っていたそうです。結果が出なかった東京オリンピックもその頃だそうです。
世界陸上の後も日本記録が出たり好調のようで、
「筋トレはほどほどにして身体に張りが出ないようにしている」そうです。
この選手は身体が恵まれているのでそんなに練習をしなくても日本のトップになれたそうですがさすがに世界は甘くなかったんですね。
普通の人にも関係ある話ですが、
・身体に張りが出るのはしょうがない
と思ってジムでガシガシ筋トレをしている人はかなり多いと思います。
一般人だけどスポーツで結果重視の人は張りが出ることを問題視した方がいいということです。(自己満足やボディビルの人はご自由に)
健康が一番大事!という人は国が推奨するように【週に2,3回】の筋トレがいいです。
そして、見た目で「筋肉ついた」と自分や周りから見られなくてもいいんです。【動かす事】が一番大事。
この選手のように張りが出ている時は筋トレはやらない。それより軽く歩いたりストレッチです。
昔のように歩けない・立てない等の不調になっている高齢者の方は皆さん必ず「筋肉が・・・」と言いますが
・歩けるようになる
・立てるようになる
が目的です。
まず筋トレをしようとするのは間違えです。1つの例ですが、以前お客様で
「お風呂に入る時右足は手で持たないと上がらない」
「筋肉が無いからね」
と言ってました。
僕からは
「じゃあ、逆足から入ってみたらどうなりますか?」
後日
「逆の足から入ったらすんなり入れた!」
と言ってました。
結論は身体の歪みです。筋力ではないです。
身体が思うように動かなくなるとこんな感じで気持ちが沈み、思考も偏ります。
「逆から入るなんて全く思いつかなかった」とお客様は言ってました。
思考が歪む(偏る)と身体も当然歪みます。
国が推奨したことで筋トレをガンガン勧める会社がいっぱい出て来ます。
筋トレは万能薬ではありません。やる事で身体を壊す人もいるし、やらなくても痛みが取れる人もいます。
身体が弱っている時は特に要注意です。
以前、パーソナルトレーナーに通って一生ものの怪我をした。という記事もありました。
高額な契約は気をつけましょう。