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バイオハザード RE:3雑感

 『バイオハザード RE:3』をクリアした。実は3つの難易度でそれぞれクリアしたので、3回クリアしてしまった。

 前評判通りコンパクトな作りで、初見のノーマル難易度と、2回目のハードな難易度では5時間ちょっとでクリアできる。本当にあっさり遊べて楽しい。短い方が、何回も遊ぼうって気になるのだ。その後で、3回目のプレイとして一番簡単な難易度でプレイしたが、こちらは2時間48分。なんでも、2時間30分を切って、セーブ回数5回以内だと、クリア時のプレイ評価でSが取れるらしい。惜しかった。

 で、このゲーム、「ハンドガンで敵を100体倒す」といった、実績やトロフィーのようなお題がいくつも用意されていて、これをクリアしていくことでポイントが手に入れられる。ポイントを使用して、更に強力な装備を購入して、次回のプレイでゲームが有利に進められるという仕掛けになっている。

 うん、こういうゲームシステムにしてくれるとやる気出るよな。ボリュームあって、目一杯ストーリーを堪能できるのもいいんだけど、コンパクトで何回もプレイできるっていうのは、大作主義が幅を利かせる世の中、実に貴重なのだ。『バイオハザード RE:3』は見事にそのニーズに応えてくれている。素晴らしいゲームだ。

 そんなに何回も同じゲームやるの? とお思いの方もいるだろう。それがやるのですよ。今回のように、プレイ感が良好で、しかも何回も遊べるシステムが用意されていると、ずーっと遊び続けるゲームができあがるのである。一部には、そんなにポイント稼ぐためだけにプレイし続けられない、という意見もあって、それはそのとおりなのだが、僕は違う。『ダークソウル』なんかは何年もかけてやっとトロフィーをコンプした。毎日やり続けるわけではないのだけど、定期的に遊んで、いつか全制覇を目指すのである。そこがなんとも言えず楽しいのだ。

 ちなみに、シューティングゲームなんかだとこうはいかない。パターンを忘れたり、プレイの感覚が失われたりするので、短期集中で攻略しなければならない。その点『バイオハザード RE:3』なら、ゆっくりと全要素を開放するつもりで遊べばよい。

 またひとつ、長い付き合いの出来そうなゲームが増えた感じである。


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