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まったく、もう!!!

石が好きなんです。
なんでもないただの石っころでも。

竪琴の音を聴かせて貰った後
お礼も兼ねて妖精のハーパーとあちこちへ散歩。
ちょうど好みの石があったので見とれていたんですけど
まぁ、ハーパーのうるさい事うるさい事。
🧚「もっと違うとこ行こうよー」
👨「少し待って!!好きな感じの石があったんで
   少し見たいんだから」
・・・・
🧚「ねぇねぇ、もう、少したったよー」
その待った時間は数十秒。
どうもkeigoの関心が石に行ってしまったので
面白くないようです。
👨「・・・・・」
それから3分。せいぜい出来るのはカップヌードル程度の時間。
なのにハーパー、気を引きたくて
石の上で踊りだしました。しかも歌入り。
さすがに気が削がれてしまって
👨「わかったから降りないさい!!」
そのうち、ひとりでまた石に会いにくればいいや。と諦めましたとさ。
まったく、かまってちゃんなんだから。ハーパーは。


ほんとに石が好きなんです。
大きいのでも小さいのでも
特に高価な石が好きとか
形の良い石が好きとか
そんなんじゃなくて、ただ眺めたり
小さいのなら触っていろんな感触を楽しんだり。
カチカチで尖っているのもあれば
まあるくてすべすべしたものもある。
始めは小学生の頃、遺跡が近くにある場所で
黒曜石を見つけたこと。
矢じりに細工したものか、自然にそんな形になったのか
分からないんだけどピカピカしていて
いつもズボンのポケットに入れていた。
それが高じて石の収集を始めた・・・なんてことはなくて
そのへんに転がっている石が好きになった。
大きなのも嫌いじゃない。
石と語り合うなんて哲学的なことをするわけでもない。
ただ、思う。
「お前はいつ生まれてどこからここに来たんだい?」
って。

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