心の淵をよく見ておく
あまり、よろしくない印象を持たれる事も多い「淵」。
でも自分は「心の淵」を大事にしていたい。
スカッと毎日晴れやかに過ごされている方は
どうかわかりませんが
生きていれば必ず、あちこちで淀んでいたものが
「心の淵」に集まってきます。
それは創作にとって大事なものだと思うんです。
もちろん落ちては駄目。
そこにあるものは、よろしく無いものも
集まっているだろうけれど、だからこそ
きらりと光る美しいものも見つかるはずだし
その淵の横に座って、かすかな水の音から
イマジネーションを受け取るのも至上の喜び。
こういうことがあるから創作に心惹かれるのだろうなぁ。
好き嫌いが分かれるグレン・グールドさん。
だからこそ、今日の絵に合うと思うのですが。