#027 地域別最低賃金予測@2023年
1. はじめに
お疲れ様です!なべパパです。
昨日夕方に、全国平均の最低賃金が1,002円となる発表がありましたね。
岸田内閣が目指していた最低賃金1,000円超えを無事達成した形になります。
想定はしてたけど、本当に岸田さん最低賃金平均を1,000円Overにしてしまった、スゲー。
これから、地方最低賃金審議会で都道府県別の最低賃金が審議され、各都道府県労働局長が決定する形となります。
そこで今回は、"地域別の最低賃金"について幾らになるのか予測していきたいと思います。
この記事を読み終わった後には、
最低賃金とは何か?
直近の最低賃金
2023年の各都道府県の最低賃金は?
の概要についてわかるようになります。
では行きましょう!
2. "最低賃金"に関する法令
最低賃金については、最低賃金法という法律に規定されています。
最低賃金とは、最低賃金法によって保障された賃金の最低額です。
最低賃金額は時間によって定められ、これを満たさない労働契約の場合はその部分が無効となり、最低賃金額に書き換えられます(月給制の場合は時給換算する)。
最低賃金には、
・地域別最低賃金…都道府県別に労働局長が決める最低賃金
・特定最低賃金…一定の事業または職業に適用される最低賃金
の2種類があり、最低賃金が2つ以上適用される場合は最も高い最低賃金額が適用されます。
最低賃金上昇に伴って、時給変更する場合の対応については、以前整理した記事がありますので、良ければこちらもご確認ください。
3. 地域別最低賃金予測@2023年
では、上記の前提を基に、まだ発表されていない、2023年10月より適用される都道府県の最低賃金について予測してみました。
まずはニュース上で地名と賃金上昇額が記載されているものは以下の通りです。
主要な地域について抜粋すると以下の通りです。
埼玉 … 1,028円 千葉 … 1,025円
東京 … 1,113円 神奈川 … 1,112円
愛知 … 1,027円 京都 … 1,009円
大阪 … 1,064円 兵庫 … 1,000円 全国平均… 1,002円
東京・神奈川については現在の時給が高いため、今回は1,100円超えは必至。
ここから先は
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?