#011 求人広告原稿の修正ヒントを掴む3つステップ
◆この記事のポイント
今回は、バイトルを事例に、求人原稿をどう修正していけばよいのか整理していきたいと思います。
この記事を読み終わった後には、
”原稿をどう直すのかのヒントをつかむ方法”
についてわかるようになります。
求人広告運用の全体像については以下の記事にまとめています。
◆求人原稿修正アイデアの実例
下に実例を共有しておきます。
※内容は2023年7月7日当時のものです。
現状は掲載していないものもあると思うのであしからず。
原稿修正のステップは以下のようになります。
現状の原稿について:どういう見え方をしているのか?
ファネル分析の振り返り:IMP・PV・CVRのどこを直すか決める
変更内容の炙り出し:成功店事例から共通点・マネできる点を探す
変更内容の決定:自社(自店)の原稿をどう変えるか決める
2.については以下の記事をご覧ください。
今回は3.以降について整理していきます。
◆バイトルにおける成功店事例の探し方
「3.変更内容の炙り出し:成功店事例から共通点・マネできる点を探す」にあたって、
「原稿が良いお店ってどこ?」「どこをマネすればいいの?」
という疑問が湧いてくると思います。
まずは、バイトルにおける成功店の見分け方について説明していきましょう。
◆◆STEP1:応募バロメーターをチェック
バイトルにおいては、求人・募集情報一覧で各店舗カセットの左下に出てくる「応募バロメーター」が応募率を示しているのです(バイトル担当者情報)。
つまり、上の例でいくと、2番目の店舗の方が応募が多い、と見分けることができるのです。
※ただし、応募率とのことなので、店舗側で設定する”採用人数”が過剰に多いとバロメーターが右まで上がっていきません。
実務としては、自社(自店)が該当する検索条件で検索してみて、競合他社を応募バロメーターに沿って確認していけばいいのです。
◆◆STEP2:決まったフォーマットで並べる
これで、どの店舗が良い原稿なのか見極めることができました。
良い店舗だと思われる原稿について、ファネル分析の弱点について写真や文言を並べてみましょう。
◆◆共通点から原稿修正アイデアを見つけ出す
あとは共通点をイメージして原稿修正アイデアに紐づけましょう。
今回の内容でいくと、
・人物写真を撮影するなら、複数人で・自然体で・仲の良さそうな写真を。
⇒居酒屋業態というのもあり、みんなで元気にワイワイ働きたい求職者が多いのかも。
・制服写真もAPP上では目立つようになり大事な要素です。
写真を撮るなら全身写真で・一人で・色々な従業員を撮るのが良さそうです。
それ以外の写真だと、女性が気になる髪の毛周りの写真はアリ。
・ワード的には、時給以外だと
「髪色自由」などの身だしなみに関するもの
「~と先輩アルバイトの評判です」などの第三者的なワード
「ビール好き」のような店舗の趣向に寄り添うもの が良さそうです。
バイトルに限らず、タウンワークでも、
求人広告に限らず、ホットペッパーやぐるなびなどの集客広告でも。
いかに数字を読み解き、可能性の高そうな施策を実行できるかが大事だと思います。
◆まとめ
・求人原稿の改善にはファネル分析を用いてIMP、PV、CVRのどこを直すかを決め、成功店事例から共通点・マネできる点を探すことが重要です。
・バイトルにおける成功店事例の探し方としては、応募バロメーターをチェックして応募率が高い店舗を見つけ、その店舗の原稿の写真や文言をフォーマットに沿って並べてみることが有効です。
・共通点をイメージして原稿修正アイデアに紐づけることで、より効果的な求人原稿を作成することが可能です。
今日の記事も、バックオフィス業務で奮闘する"貴方"の実務に、役立つ「リアル」で「すぐ使える」情報であると嬉しいです!