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#2 ハイパフォーマンスのための有酸素性持久力の高め方①

有酸素性持久力は運動の持続や、運動からの回復に必要となる持久力です。

陸上の長距離走はもちろん、サッカーやバスケなどの球技スポーツでも、最も重要な身体的要素の一つといっても過言ではありません。

一般的に「持久力」や「スタミナ」と表現されるのはこの有酸素性持久力であることが多いですね。

有酸素性持久力を向上させる最もシンプルな方法は走ることです。

走ることは誰でもでき、そして皆経験してきているためか、有酸素性持久力のトレーニングは経験則的に実施されることが多く、その多くは「たくさん走る」ことで実施されてしまっているのが多くのスポーツ現場です。

もちろんそれでも有酸素性持久力は向上するのですが、好んで「たくさん走りたい!」という人は少ないと思います。

トレーニングとして走ることを選択する場合、
「自分の能力を高めるために走るけど、可能であるなら走りたくない!」
と思うのは何もおかしなことではありません。

身体的にも時間的にも、皆限りがある中で、最も重要なことは自分の行なっているスポーツの練習をすることであり、それを怪我なく、より良い手段で行なっていくことであるはずです。

そのため有酸素性持久力を高めるトレーニングは、できるだけ効率よく効果的に、最小で最大の効果を得られる設定で行うべきだ、と私は考えています。

有酸素性持久力を向上させようとすると、その特性上どうしてもある程度の運動量/トレーニング量が必要となります。

だからこそ専門家の知見を使って、できるだけ身体や時間のリソースを無駄にしない、効果的な方法で取り組んでほしいと考えています。


その方法、それは

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Xで言えないサッカーと野球の身体とトレーニングの話

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