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トレーニングプログラムの順序の考え方① 筋力トレーニングとチーム練習 編

まずはゲスト記事の告知です!

今週土曜、11月16日

【ドイツにおけるコーディネーション】

ライター:荒岡修帆(@a_shuho
ライプツィヒ大学スポーツ科学部在学(ドイツ)
サッカー指導者・フィジカルコーチ

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個人サイト:https://a-shuho.amebaownd.com


でお送りします!

日本では誤解されているコーディネーションの概念やコーディネーショントレーニングに関して、ドイツのライプツィヒ大学で学んだ知見を記事としていただきました。

「コーディネーションといえばライプツィヒ大学」といっていいほど、超本場からの知見です。

乞うご期待ください!



さて今回の本題です。

サッカーは90分間プレーする必要があると同時に、爆発的なパワーの発揮が高いパフォーマンスには必須であり、また深い戦術理解が要求され、それを実行するだけのスキルが求められます。

様々な能力の向上を目指してトレーニングする必要があります。


インテグラルトレーニングという考え方や、サッカーの練習の中で必要な要素を高めて行くという考えもあり、それは非常に大切な考えだと思いますが、持久力や筋力といった要素を個別のトレーニングで補強することはどのクラブやチームでもあるでしょう。
またサッカーの練習の中でも、持久力を目的にしたもの、パワーの発揮を目的としたものなど、フィジカルの側面における目標設定が必要です。


このように様々なトレーニングプログラムを組み合わせて行く中で

それらのプログラムの順番はどうするか?

に関して今回の記事では触れていきます。
今週の前編と来週の後編を合わせて全2回の記事です。


この記事を読むことで、以下の3点についての考えをまとめることができると思います。

前編
・筋力トレーニングと持久系トレーニングの順番は?
・チームのサッカーの練習と筋力トレーニングをどう組み合わせる?

後編(次回記事)
チームのサッカーの練習と持久力トレーニングをどう組み合わせる?
・生理学的視点と心理的な視点が必要?


*今回の記事では筋力トレーニング、持久系トレーニング、戦術トレーニングなど要素を細分化した言葉を使っていますが、これはあくまで便宜上の言葉であり、「他の目的もありつつも、筋力向上を第一目的としたトレーニング」程度の認識でお願いします。
またチームトレーニングもあえて「練習」という言葉にしています。


■持久系トレーニングは筋力トレーニングの後に行うのが基本


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