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ぬけぬけ病その後(寛解)
2023年に記事にしました「ぬけぬけ病?」の現在ですが、現在は寛解状態になります。経過と現状報告記録です。
まずは私の考えから
ぬけぬけ病になった方、症状が出る前(1~3ヶ月くらい)何かきっかけはありませんでしたか?
どこか少し痛めたとか?
ぬけぬけ病はどこかに筋や腱に炎症(もしくはダメージ)があり、運動中にそこを強く刺激すると脳が筋肉弛緩を命令→脱力しているシステムと考えます(私見です)。
小さい炎症なので痛みは無くても脳は命令し、筋肉を緩める。
きっかけの部位と炎症の部位は違う場合がある。
強度を上げると出やすくなる。
休まないと炎症は続く(酷くなる)ので治らない。
「火のないところに煙は立たぬ」です。
じっくり消火したら絶対治ります。
あきらめないで!
ぬけぬけ病とは?
「ぬけぬけ病」という言葉は正式な医学用語ではありません。マラソンの長距離ランナーなどの一部で発症している症状で、無意識に力が抜けて思うように走れなくなってしまいます。ローリング病と言っているサイトもあります。一流選手も発症し、引退された方もいらっしゃいます。
原因は栄養不足とか脳の病とか、手術が必要とか・・・色んなこと書かれていますが、100%の答えはわかっていません。
自分の症状
ペダルを踏みこむと足首の力がスっと抜け、踏み込めない。両足ともに症状が出ていました。最初、まったく痛みは感じませんでした。
普段の生活にも支障はありません。
「長趾伸筋腱炎(ちょうししんきんけんえん)」
私の場合は結果的に脳でも栄養失調でもなく、足首の「腱鞘炎」だったと結論つけました。
・怪我とポジション変更で足に負担をかけた。
・脛を痛めたのに練習を続けた。
・筋腱に炎症が残った。
・強度の高いペダリング時に炎症箇所を刺激→脱力。
このようなメカニズムを推測しました。
※間違っているかもしれませんので、あくまでも私見です。
寛解へ向けてなにをしたか
1.テーピング
背屈制限テーピング(Teruyoshi Taping TVさん)
↑このテーピングを最終的にしていました。
かなりガッチリ固定可能で、抜けもかなり防止できました。
ホワイトテープ(非伸縮)と伸縮テープの2種使っていました。
テーピングは炎症箇所を刺激しないように固定するものです。
2.筋力アップのトレーニング
テーピングした状態で普通の自転車トレーニング及び、室内での足首筋トレ
3.マッサージ
結果、脛の筋筋腱からの炎症だったので、脛や脹脛等の筋肉のマッサージを入念に行いました。
2025現在
前回の記事で2023年はテーピングをしてコントロールしレース活動可能でしたが、2024年シーズン以降、テーピングもしておらず、症状もほぼでていません。
とりあえずぬけぬけ病は克服したものといえます。
一番大事なこと「脛のマッサージ」
原因不明・対処もできないと多くの記事が見受けられますが、あきらめずいろんな方法を試しました。結果、寛解状態に持ち込めました。
たぶん、練習過多で脛にダメージを受け腱がつながっている足首に炎症をおこした。
その状態の時、適切な対処をせず症状悪化という流れかと思います。
結局、いま思うこと、大事なことは体のメンテナンスだったのではないかと考えます。
テーピングが外れて少し経ったある日のトレーニングで、少し足に違和感を感じました。
コーチも近くにいたので脛を揉んでもらったら改善しました。
かなり固くなっていたようです。
「脛のマッサージ」は大事である・・実感しました。
また今後、なにかありましたら記事にします。
ロードレーサーの皆さん、脛を揉みましょう!
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