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6月21日-7月2日|金井姉妹の世界&井口奈己監督新作完成記念「映画(シネマ)と本と絵」

小説家・金井美恵子、画家・金井久美子と映画監督・井口奈己が出会う魅惑の時間
 
デビュー以来、刺激的できらめく数々の小説、鋭い批評と笑いを誘うエッセイを書き続けてきた小説家・金井美恵子。豊かな色彩と知的で遊び心ある絵画やオブジェを制作する画家・金井久美子。そして、金井姉妹と親交がある映画監督・井口奈己が加わって、個展、映画上映会、サイン会&トークイベントが6月21日(水)から7月2日(日)まで開催されます。

個展は「金井久美子の世界 映画(シネマ)と猫とウサギも、」と題して、一般社団法人文化振興ネットワークのコレクションの中から、代表作と新作約30点(入場無料・非売)を展示いたします。ポストカードも販売。
映画上映会では、井口監督の旧作『だれかが歌ってる』、『こどもが映画をつくるとき』のほか、最新作『左手に気をつけろ』を上映いたします。
本作は、『だれかが歌ってる』に続く短編シリーズ第2弾。左利きが媒介するウイルスが蔓延し、こども警察により取り締まられる世界で、失踪した姉を探す主人公・りん。偶然出会った"運命の人"と世界を変えていけると思い込むが……。この上映会が初上映となります!

6月25日には、金井美恵子×金井久美子のトーク&サイン会。7月2日には、井口監督の最新作上映後に、金井姉妹と井口監督のトークイベントが開催されます。
 
多くの人を魅了してきた作品と言葉、映像に触れる貴重な機会をお見逃しなく!
「映画」と「本」と「絵」の豊かな楽園をご堪能ください。
イベントURL    https://www.cdn-kobe.com/exhibition-keibunsya2023/
 


©️金井久美子

<展覧会>
▼金井久美子の世界「映画(シネマ)と猫とウサギも、」
一般社団法人文化振興ネットワークのコレクションの中から、
金井久美子の代表作と新作約30点を展示いたします。(入場無料・非売)
 
会期: 2023年6月21日(水)~7月2日(日)11:00~19:00
会場: 恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール
 
 
<イベント>
※会場は全て恵文社一乗寺店コテージです。
※イベント詳細(チケット代、お申込みなど)はこちら
https://www.cdn-kobe.com/exhibition-keibunsya2023/
 
▼井口奈己作品上映会
6月24日(土)
 12:00~「だれかが歌ってる」(30分)
 12:45~「こどもが映画をつくるとき」(117分)
 16:00~「だれかが歌ってる」(30分)
 16:45~「こどもが映画をつくるとき」(117分)
6月25日(日)
 13:30~「こどもが映画をつくるとき」(117分)
 15:45~「だれかが歌ってる」(30分)
 


▼金井美恵子×金井久美子トーク&サイン会(司会・清水陽介(文藝春秋))
6月25日(日)17:30~
 
▼井口奈己監督 新作披露上映会「左手に気をつけろ」
7月1日(土)13:00/15:00/17:00
7月2日(日)13:00
 
▼金井美恵子×金井久美子×井口奈己 トークイベント
7月2日(日)15:00~(「左手に気をつけろ」上映後、トークイベント)
<登壇者リモート出演への切り替えのお知らせ>
本イベントに登壇予定でした金井美恵子さん、金井久美子さんですが、新型コロナ感染拡大の懸念もあり、リモート出演に切り替えさせていただきました。引き続き、井口奈己監督は登壇予定です。急な変更となりましたこと、お詫び申し上げます。


 
<プロフィール>
金井美恵子(小説家)
1947年、高崎市生まれ。67年、「愛の生活」でデビュー。68年、同書で現代詩手帖賞受賞。
小説に『岸辺のない海』(74年)、『プラトン的恋愛』(79年、泉鏡花文学賞受賞)、『文章教室』(85年)、『タマや』(87年、女流文学賞受賞)、『恋愛太平記』(95年)、『噂の娘』(2002年)、『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』(12年)、『カストロの尻』(17年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『『スタア誕生』』(18年)ほか。
エッセイでは『映画、柔らかい肌』(1983年)、『遊興一匹 迷い猫あずかってます』(93年)、『愉しみはTVの彼方に』(94年)、『スクラップ・ギャラリー 切りぬき美術館』(2005年)、『目白雑録』1〜6(04〜16年)、『金井美恵子エッセイ・コレクション[1964–2013]』(全4巻、14年)、『たのしい暮しの断片』(19年)、『シロかクロか、どちらにしてもトラ柄ではない たのしい暮しの断片』(22年)ほか。
鼎談集としては『金井姉妹のマッド・ティーパーティーへようこそ』(21年)がある。
 
金井久美子(画家)
1945年、北京生まれ。
*個展 ルナミ画廊(67年)、シロタ画廊(75、77年)、アートスペース美蕾樹(87年、2003年)、青山ブックセンター(02年)、村越画廊(07年、11年、13年、16年、19年、23年)
*グループ展 中京大学アートギャラリー・ギャラリー椿「封印された星 瀧口修造と日本のアーティストたち」(05ー06年)
1968年の『愛の生活』から現在まで、妹・金井美恵子の著作の多くに装丁家としてかかわり、挿画を手掛ける。姉妹の息のあったコラボレーションが楽しめる書籍に、『金井美恵子・金井久美子の部屋』(85年)、『ノミ、サーカスへゆく』(2001年)、『待つこと、忘れること?』(02年)、『楽しみと日々』(07年)、『たのしい暮しの断片』(19年)、『鼎談集 金井姉妹のマッド・ティーパーティへようこそ』(21年)、『シロかクロか、どちらにしてもトラ柄ではない たのしい暮しの断片』ほか。
18年4月、神戸・KIITOにて、金井久美子展と同時に美恵子とともに「トークと絵画と映像による本の世界」(主催/一般社団法人 文化振興ネットワーク)を開催。
 

井口奈己(監督)
脚本・演出を手がけた8mm映画『犬猫』がPFFアワード2001で企画賞を受賞。04年に『犬猫』を35mmでセルフリメイクし、商業映画監督としてデビューを果たす。『犬猫(35mm)』で、第22回トリノ国際映画祭で審査員特別賞、国際批評家連盟賞、最優秀脚本賞を受賞したほか、女性監督として初めて日本映画監督協会新人賞を受賞。08年に『人のセックスを笑うな』、14年に『ニシノユキヒコの恋と冒険』が公開される。他に19年の短編『だれかが歌ってる』、21年自身初のドキュメンタリー『こどもが映画をつくるとき』等がある。
井口奈己監督Twitter: https://twitter.com/nami_iguchi
合同会社ナミノリプロTwitter: https://twitter.com/naminoripro
合同会社ナミノリプロHP: https://www.naminoripro.co.jp/
 
 
<主催/お問合せ>
一般社団法人 文化振興ネットワーク
https://www.cdn-kobe.com/exhibition-keibunsya2023/
 
 
 
<ご来店の皆さまへ>
感染症予防にご協力をお願いいたします。
・状況に合わせマスク着用と咳エチケットにご協力をお願いいたします
・手指の消毒(会場に設置しております)
・大きな声でのお話はご遠慮ください
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・会場内が混雑する場合は、入場制限等をさせていただく場合がございます
 

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