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2022まちづくり、やりたいことBEST5

2022年がはじまって、はや1週間。

年末のドタバタで、東京の滞在は4泊5日に縮小。
生後5ヶ月の看板犬アラを初めて飛行機にのせて。

(宮崎空港で預ける。片道6,000円!人間並)

休みの期間で読んだ本のうち、特に印象的だったのが『Dark Horse』
何ヶ月ぶりかで立ち寄ったリアルな本屋さんで、「好きなことだけで生きる人が成功する時代」という絶妙なコピーにやられてジャケ買い。


買った動機が安易だったわりに、いまの自分、会社、町にとって共感できることだらけ。

ダークホースの意味が改めて書いてあってなるほど!
いままで見向きもされなかったのに、突然、快進撃をはじめる
好きなスタンスです。

成功することで充足感を得るのではなく、充足感が先。そして、その充足感の鍵を握るのが自分の興味や関心、能力にあわせて環境を選ぶ権利をもつこと。

地方のまちづくりに関心と自分の強みを考えて2年前に都農町への移住を選ぶ自由を持てたことに改めて感謝。おかげさまで充足感だけは誰にも負けず(確かに成功と呼べるものは見当たらない 笑。)

そして、充足感を得るための4つのステップが

①自分の中の「小さなモチベーション」を発見する
②一般的なリスクは無視して「自分にあった道」を選択する
③自分の強みを自覚し「自分に合った戦略」を見つける
④目的地のことは忘れて充足感をいま抱いているか自問する

大きな情熱より、目の前の小さなモチベーションを発見して重ね合わせていく、というスタンスにもっとも共感しました。

と、いうことで、都農町・イツノマ・自分が、まちづくり界のダークホースになれたら面白いなと思いつつ、2022やりたいことBEST5です。
まさにぼくの小さなモチベーション

1.まちづくりホステルALAに1,000人誘客

(昨年末、TURNS主催ツアーゲストのみなさんと)

前職で一緒にインバウンド事業者向けのコワーキングスペース「INBOUND LEAGUE」を開発した、やまとごころ代表の村山慶輔さんの新著『観光再生』もこの年末年始でようやく読めた一冊。

インバウンドの専門家だけに、この2年、もっとも影響があったと思いますが、さすがの村山さん、さらに先を見据えて「いかにしてサステナブルな観光をつくっていくか」を命題に28のキーワードでまとめられてます。

「サステナブル・ツーリズム」「リジェネラティブ・トラベル」「地域教育とシビックプライド」「コミュニティ・ツーリズム」「ロングステイヤー/ワーケーション」など、取り組みたいことだらけ。

まちづくりホステルALAが目指す『観光とまちづくりの間』。
まちづくりに関心のある社会人や大学生に集まってきてもらい、一緒に都農町のまちづくりを考えていきたい、そんな場になるといいかなと。

事業だからもちろん”量”も必要だけど、やはり”質”を大事にしたい。

都農町や僕らがまちづくりで起こそうとしているコトやヒトに関心を持ってくれる人が1,000人きてくれれば!確実に都農町は面白くなる予感。

2.地元若者の起業・起動支援

(若者ひろば@ALAでマルシェの企画プレゼン)

過疎化した1万人の町、ぼくが感じてる最重要課題は若者が少ないこと。
地元が好きでも仕事がないから町外に出て行かざるを得ない。
解決するには、自分で仕事を創るしかない。

そんな町に、20代の若者がUターン起業する事例が!

ここでいう起業は、ダークホースに書いてあるとおり、目の前の小さなことをモチベーションに、自分らしく、自分の強みをいかした戦略で納得のいく仕事をコツコツ積み重ねていくスタンス。それでいいと思う。

ちょうど昨日も、20代の起業家3名と話してたんですが、いまだ確たる収益源や規模は見えてないけど、確実に言えるのは「自由」だということ 笑。

好きなことやって自分のペースでコツコツ極めることは充足感が得られる早道だと改めて実感しました。
好きこそものの上手なれ、これからの努力次第でどんな風にも化けられる。

都農中学校の「つの未来学」でも起業のすすめをしてますが、所詮、ぼくみたいな外部のオジサンがいっても中学生に腹落ちはしない。

同じ中学校出身の20代の先輩が実践して、はじめて腹落ちして憧れが芽生えるんだと思います。

民間企業に限らず、役場や非営利組織においても、求められるのは、自らコトをこし人や組織をかしていく起動力だと思うので。

3.小・中学生のゼロカーボン企画提言

(都農小・中学校選抜チーム「Green Hope」)

こちらは昨年から推進している、Green Hopeプロジェクト。
都農中学校の総合的学習の時間「つの未来学」で2年生がとりくんだ「気候変動対策」解決アイデアが発端となって昨年9月に都農町がゼロカーボンタウン宣言を表明。

その具体的な戦略のひとつが、具体的な政策について、2050年の主役である小・中学生が本気で議論して企画を練り上げ町長・議会に提言するプロジェクト。

いよいよ来週から、町長・議会への提言に向けて企画書とプレゼンテーションのリハーサルがスタート!

提言で終わらせないよう、4月以降のアクションについても、これから山ほどアイデア出して、片っ端からやっていきたいですね!

4.まちづくり探求・スタディーツアー造成

(日吉ヶ丘高校2年生と都農町長の集合写真)

昨年11月に京都市立日吉ヶ丘高校が都農町で修学旅行を実施、廃校になった都農高校跡地をゼロカーボンのコンセプトで活用する、というとてもガチなワークショップ。

2日間、ほぼ遊びのない企画で、最初は高校生たちもぐったりしてたようでしたが、終わってみれば8割以上の高校生が今後も継続して関わりたいと。

放課後プロジェクトもスタートしていて、今年の夏にはサーキュラーエコノミーの聖地オランダツアーを企み中。

12月には、新渡戸文化高校の先生たちがALAに。すでに全国の地方7箇所で探求型のスタディーツアーを実施、都農町をその選択肢に加えて頂くことに!

旅行会社や観光協会の人たちと話していても、修学旅行により教育要素や環境学習要素を入れるニーズは上向き。

とってつけた地方創生、SDGsにならないよう、僕らなりの地に足ついたリアルなまちづくり探求プログラムを企画開発、都農町への誘客にもつなげていきたいと思います。

5.大学と連携したサーキュラービジネス開発

(立教大学観光学部へのオンライン講演)

都農町にゼロカーボンタウン宣言の提案をした際、都農町がやる理由として2つあげたのが「グローバル人材の育成」と、「サーキュラー・エコノミーによる新しい経済のしくみづくり」でした。

サーキュラー・エコノミーの実践は、地方、特に自然豊かな1万人規模の町にはチャンスが多いと考えています。
ただし、僕らには専門知識や技術がないため、大学をはじめとする研究機関と積極的に連携していきます。

昨年は、立教大学観光学部立命館大学食マネジメント学部立命館APUともご縁ができ、今年の具体的な取り組みがいまから楽しみです。

・・・

以上、2022年、ぼくが都農町のまちづくりでやりたいことBEST5でした。

すべて現時点では言ってるだけ、書いてるだけの状態です。
該当する分野で専門的な知見やスキルをお持ちの方!
ぜひとも、なにとぞお力添えをください!!
ご連絡お待ちしてます。

2022年も、どうぞよろしくお願いします!

#note書初め


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