病気の原因は生命エネルギーの浪費から始まる
人類の歴史は病気の歴史でもあります。
私たちの祖先は様々な病気を乗り越えて命を繋げてくれました。
どんなに素晴らしい医療技術や薬が開発されても病気と死の恐怖というものが消えないのはそれだけ大きな人類共通のエレメンタルとなっていることの現れともいえます。
人はなぜ病気になるのか?
それに対しては個人的に健康法や予防法を各自で持っているでしょう。
真理に照らし合わせて病気の仕組みを考えると、病気は外からやって来るものではないことが分かります。
私たちは一日に一定の生命エネルギーを使うようにと毎日決まった量を神から与えられています。
お金を節約するのが好きな方やポイントやマイルを貯めることに一生懸命な人は沢山います。
しかし、自分の体を健やかに保つために生命エネルギーを無駄遣いしないように生きる人はとても少ないのです。
与えられた命の尊さを理解し、ストレスや過剰な感情や欲望の影響から身を守り、心穏やかに愛と感謝をもって人生を満足して生きている人がこの世の中にどれだけいるでしょうか?
エクササイズや瞑想によって肉体の活力を高めることは可能ですが、生命エネルギーを浪費している自分の生き方や感情の使い方を変えなければいつまでも生命エネルギーの枯渇は解決しません。
ストレスで疲れきった自分、傷つきやすい自分、怒りっぽい自分、悲しみから抜けられない自分、こういった自分に気がついたら生き方や考え方を変える時期なのだと思ってください。
生き方や考え方を変えるには、《わたし》とは何者であるか?を知ることが必要です。
私たちはみな、《わたし》について学びながら、自分の本質を思い出す源へと帰る旅をしています。
一度の人生で全てを思い出すことは難しいでしょう。
だから何度も生まれ変わり、多くの人と出会い、関わり合いながら、いろんな体験をして気づきを深めていくのです。
不調も病も必ず《わたし》の中に答えがあります。
じっくりと自分を観察しながら、答えを見つけていきましょう。