タナカバクスイオー

タナカバクスイオー

記事一覧

天皇賞(春)ラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態 2.ラップ傾向 初角までの距離が約400mとそれなりなことと、コーナーに入ってすぐ上り坂なことからテンのペースは落ち着きやすいので、後傾ラップ(Sペース)…

青葉賞 ラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態 2.ラップ傾向 実施される東京2400mは3歳馬にはなかなかにタフなコース設計なようで、先行馬が残りにくく上りもかかりやすい。初角までの距離がそれなりで先…

フローラS ラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態 フローラSは東京2000mを使用する。2コーナー奥のポケットからのスタートで向こう正面まで続く緩やかな坂を下りながらコーナーへ進入。初角までの距離は約100…

マイラーズCラップで見るコース形態

1.コース形態 マイラーズカップでは近2年は京都競馬場改修の影響で阪神競馬場で行われていたが、2023年からは京都競馬場で行われる。よって、過去のデータは活きにくいの…

福島牝馬Sラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態 福島牝馬ステークスは福島競馬場1800mで行われる。スタートはスタンド前直線半ばからでいきなり坂を登る。初角までの距離は約300mと短い。小回りコースでは…

2023 皐月賞 傾向・分析

1.コース形態 皐月賞は中山2000m(内回り)を使用する。ゴール前の急坂を2回登るコース形態と、中山開催最終週ということを考慮するとなかなかにタフなレースと言えそう。…

2023 ニュージーランドトロフィー傾向・分析

1.コース形態 ニュージーランドトロフィー(以下NZT)では中山1600mを使用する。おにぎり状で特殊な形状。1コーナー途中のポケットからのスタート。スタート直後から3角途…

2023 阪神牝馬ステークス 傾向・分析

1.コース形態 阪神牝馬Sは阪神外回り1600mを使用する。 初角までの距離は約400mで十分にあり、コーナー角は内回りに比べると緩やかで、それほどコーナリング能力は要求さ…

2023 桜花賞 傾向と分析

1.コース形態 桜花賞は阪神外回り1600mを使用する。 初角までの距離は約400mで十分にあり、コーナー角は内回りに比べると緩やかで、それほどコーナリング能力は要求されな…

ラップ傾向とコース分類について(大阪杯についても少々)

競馬経験の浅いにわかながらラップの話を主に大阪杯に触れながら書かせていただきます。 今更ですが、文章書くのが苦手なので乱筆には目をつぶっていただけると・・・ た…

2023弥生賞ディープインパクト記念傾向

1.コース形態 弥生賞は中山内回り2000mを使用する。急坂を2回登り、小回りコーナーが4回あるパワーとスタミナが必要そうなコース形態。器用さも必要。 スタートしてから20…

2023 チューリップ賞

1.コース形態 チューリップ賞は阪神外回り1600mを使用。初角までの距離は444mと十分にある。3~4コーナーは緩い角度で距離が長く、最後の直線も約470mと長い。ラスト200m…

2023 阪急杯

1.コース形態 阪急杯は阪神内回り1400mを使われる。スタートから初角までの距離が約440mと長く、平坦なため先行争いが激化しやすい。コーナーに進入してからは下り坂なた…

2023 中山記念データ傾向

1.コース形態 中山記念は開幕週の内回り中山1800mで開催される。正面スタンド前からのスタートで、直後に急坂を乗り越え、初角までは約200mと短く、初角から2角にかけて…

阪神JF コース形態からの分析

1.はじめに 阪神JFは過去10年コース替わり等がなかったので、過去10年のデータを使用する。 2.コース形態 阪神JFは阪神競馬場1600m(外回り)を使用する。 向正面半ばか…

ジャパンカップ注目馬個人的見解

1.はじめに  ジャパンカップは例年人気馬での戦いになっているので、人気馬を中心に個人的見解を述べていく。しかし、今年は例年よりもメンバーレベルが格段に落ち、中穴…

天皇賞(春)ラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態

2.ラップ傾向

初角までの距離が約400mとそれなりなことと、コーナーに入ってすぐ上り坂なことからテンのペースは落ち着きやすいので、後傾ラップ(Sペース)になることがほとんどで、前傾ラップ(Hペース)になることはほぼ0と言っても良さそう。長距離戦なのでスタミナ温存したいという思惑と、位置取りは道中である程度どうにかなることも影響しているか。3コーナーの坂の影響で仕掛けどころはラ

もっとみる

青葉賞 ラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態

2.ラップ傾向

実施される東京2400mは3歳馬にはなかなかにタフなコース設計なようで、先行馬が残りにくく上りもかかりやすい。初角までの距離がそれなりで先行争いも激しくなりにくく、スタミナを温存するために道中は緩みがち。その影響で後傾ラップ(Sペース)を取ることがほとんど。前傾ラップ(Hペース)の可能性はほぼ0と言っても良さそう。
基本的にはラスト4Fあたりから徐々に仕掛けてい

もっとみる

フローラS ラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態

フローラSは東京2000mを使用する。2コーナー奥のポケットからのスタートで向こう正面まで続く緩やかな坂を下りながらコーナーへ進入。初角までの距離は約100mとかなり短く、コーナー角は緩やかなものの約90°の方向転換。向こう正面半ばで上り、3コーナー途中まで緩やかに下る。そこから直線入口まで緩やかに上り直線へ進入。直線入口でさらに約2m上る。直線の長さは約525mとかなり長い。ア

もっとみる

マイラーズCラップで見るコース形態

1.コース形態

マイラーズカップでは近2年は京都競馬場改修の影響で阪神競馬場で行われていたが、2023年からは京都競馬場で行われる。よって、過去のデータは活きにくいので参考程度に。
スタートは2コーナーポケットからで初角までの距離は約700mとかなり長い。3コーナーから徐々に坂を登り、頂上まではおよそ4m。そこから一気に下りながら4コーナーへ進入。改修工事により4コーナーのカーブが緩くなったよう

もっとみる

福島牝馬Sラップ傾向で見るコース形態

1.コース形態

福島牝馬ステークスは福島競馬場1800mで行われる。スタートはスタンド前直線半ばからでいきなり坂を登る。初角までの距離は約300mと短い。小回りコースではあるが3、4コーナーはスパイラルカーブになっているためスピードが殺されにくい。直線の長さは約300mとかなり短い。ラストおよそ150m地点から上り坂になっている。

スパイラルカーブと直線の短いコース形態の影響から、基本的に先行

もっとみる

2023 皐月賞 傾向・分析

1.コース形態

皐月賞は中山2000m(内回り)を使用する。ゴール前の急坂を2回登るコース形態と、中山開催最終週ということを考慮するとなかなかにタフなレースと言えそう。初角までの距離は約400mとやや長め。一回目の急坂を登った後も1コーナー終り頃まで上り坂は続き、トータルの高さで行くと約5m。そこから向こう正面にかけては下り坂で向こう正面は平坦になっている。ここで息を入れやすいか。4コーナー半ば

もっとみる

2023 ニュージーランドトロフィー傾向・分析

1.コース形態

ニュージーランドトロフィー(以下NZT)では中山1600mを使用する。おにぎり状で特殊な形状。1コーナー途中のポケットからのスタート。スタート直後から3角途中まで下り坂が続くので勢いが付きやすい。さらに初角までの距離は約240mとかなり短く、2コーナーはタイトな形状というのも拍車をかそう。2コーナー手前くらいから最後の直線まではずっとカーブになっているため、枠の影響が出やすいか。

もっとみる

2023 阪神牝馬ステークス 傾向・分析

1.コース形態

阪神牝馬Sは阪神外回り1600mを使用する。
初角までの距離は約400mで十分にあり、コーナー角は内回りに比べると緩やかで、それほどコーナリング能力は要求されなさそう。4コーナー途中から下り坂になっており、直線に向けて勢いがつく。
最後の直線は約473mとこれまた十分な長さがあり、ラスト200m地点から80m地点にかけて1.8mの急坂を登る。

阪神1600mはコースグループで言

もっとみる

2023 桜花賞 傾向と分析

1.コース形態

桜花賞は阪神外回り1600mを使用する。
初角までの距離は約400mで十分にあり、コーナー角は内回りに比べると緩やかで、それほどコーナリング能力は要求されなさそう。4コーナー途中から下り坂になっており、直線に向けて勢いがつく。
最後の直線は約473mとこれまた十分な長さがあり、ラスト200m地点から80m地点にかけて1.8mの急坂を登る。

阪神1600mはコースグループで言うと

もっとみる

ラップ傾向とコース分類について(大阪杯についても少々)

競馬経験の浅いにわかながらラップの話を主に大阪杯に触れながら書かせていただきます。
今更ですが、文章書くのが苦手なので乱筆には目をつぶっていただけると・・・

たまにコース適性の記事を書いてきましたが、コースを系統ごとに分類すれば、比較的簡単に馬の適性を見ることができるのでは・・・?ということでいろいろと試してみています。例えば阪神2000mと中山2000mはリンクするの?とかそういった話ををざっ

もっとみる

2023弥生賞ディープインパクト記念傾向

1.コース形態

弥生賞は中山内回り2000mを使用する。急坂を2回登り、小回りコーナーが4回あるパワーとスタミナが必要そうなコース形態。器用さも必要。
スタートしてから200m程で2.2mの急坂を登り、1コーナー終り辺りまで高低差約5m程を登り続ける。初角までの距離は約400mと十分。そこから向こう正面半ばまでは下り坂でその後は平坦。4コーナー途中から下り坂になって勢いづいた状態で最後の直線に進

もっとみる

2023 チューリップ賞

1.コース形態

チューリップ賞は阪神外回り1600mを使用。初角までの距離は444mと十分にある。3~4コーナーは緩い角度で距離が長く、最後の直線も約470mと長い。ラスト200m地点からは1.8mの急坂がある。4コーナー途中から急坂にかけては下り坂になっており勢いがつきそう。

前3F、後3F、RPCIの平均値から、レースペースはスローに落とし込まれやすく、PCI3の平均値からも最後に瞬発力を

もっとみる

2023 阪急杯

1.コース形態

阪急杯は阪神内回り1400mを使われる。スタートから初角までの距離が約440mと長く、平坦なため先行争いが激化しやすい。コーナーに進入してからは下り坂なため勢いづきながら最後の直線へ。直線は約360mでラスト200m地点から80m地点にかけて1.8mの坂がある。

PCIとは競馬データベース「ターゲット」で用いられているレースペース指数で、中心値が50でミドルペースが49~51、

もっとみる

2023 中山記念データ傾向

1.コース形態

中山記念は開幕週の内回り中山1800mで開催される。正面スタンド前からのスタートで、直後に急坂を乗り越え、初角までは約200mと短く、初角から2角にかけては緩い上り坂となっている。向こう正面は平坦で、3角から4角にかけては緩い下り坂。最後の直線は310mと短く、残り180mから70mにかけての110m間で2.2mの坂を登る。小回りコーナーが4つあるのでコーナリング適性も必要とされ

もっとみる

阪神JF コース形態からの分析

1.はじめに
阪神JFは過去10年コース替わり等がなかったので、過去10年のデータを使用する。

2.コース形態

阪神JFは阪神競馬場1600m(外回り)を使用する。
向正面半ばからスタートし、初角までは444mと十分な距離があり、枠による有利不利が出にくい。3、4コーナーは非常に緩い大きなカーブとなっており、コーナー適性はそれ程必要とされない。4コーナー終り頃から下り坂となっており、勢いが付き

もっとみる

ジャパンカップ注目馬個人的見解

1.はじめに
 ジャパンカップは例年人気馬での戦いになっているので、人気馬を中心に個人的見解を述べていく。しかし、今年は例年よりもメンバーレベルが格段に落ち、中穴が飛び込んでくる可能性も大いにあるので、この記事を執筆している段階での人気薄の中からも個人的注目馬について検討していく。

2.馬別見解

1番人気 3枠6番ヴェラアズール
昨年度まではダート路線で走っていたが、今年度になってから芝デビュ

もっとみる