#9 MBA日記 「ベンチャー企業論」
2021/9/20からRBS(立教大学大学院ビジネスデザイン研究科)の秋学期が
始まりました。
ベンチャー企業論の授業内容についてアウトプットを
していきたいと思う。
コロナ禍において新規事業をどう捉えるか?
コロナ禍において「既存ビジネスの崩壊」が起きている。
この時に、ヤバいと思うのか
この時に、ビジネスチャンスと思うのか
ここで、アントレプレナーとしての嗅覚が関わってくる
※嗅覚が鈍ってくる要因としては
・大企業と同じ感覚でずっといる(依存している)と、市場への感度が下がってくる
・年代においても持っている価値観・スキルによって変わってくる
新規事業におけるKSF(Key Success Factor)は存在するのか?
新規事業における成功要因は存在するかという点として考えられるものは、
例えば過去の偉人研究を見て、どんなところに起業家・起業として重要かを
確認するのも1つの手段であるように思える。
確かに、過去の偉人や今の偉人を研究するのは面白く、参考になるが、
その当時の背景や個人要因に引っ張られるため、成功要因とまでは言えない
そんな中で、Timmons(1994)が提唱した起業プロセスのおける3つの要因
がある。
企業家:起業家もしくはトップマネジメントチーム
経営資源:人・もの・金・情報
事業機会の認識:投資に値するリターン可能性のある機会
この中でも特に重要と提唱したのが、
「事業機会の認識」だった。
新しい事業機会を見つけなければ、創造的破壊も起こせないとまで言っている。
事業機会の認識のパターン
事業機会の認識には2パターンがある。
Part1 : 個人の属性・起業家自身の認知によって発見する
Part2 : 過去に有していた知識・経験などを類推・結合することで創造する
個々人の個性によって、得意なものと不得意なものに分かれるので
得意ではない方を使えるように体型的に体得していけば良い
また、起業というのも個人での起業もあれば、社内起業もあるので、
その時々のフェーズで発見なのか、創造なのかを意識することが重要になる
事業におけるリスクと不確実性
リスクという言葉と不確実性という言葉は、意味が異なる
リスク:確率的に予測できる
不確実性:確率的事象ではない
測定可能な場合(数学的確率や統計的確率)はリスクを指す
測定不可能な場合(個々人の判断や類推でしか見れない場合)は真の不確実性を指す
まとめ
以上、初回のベンチャー企業論を集約した。
これから、ベストプラクティスとして
サイエンス的なアプローチとART的アプローチの両面から
学んでいくことになるが、しっかりと将来のために感度高く学んでいきたい。
清水慧(しみずけい)
医療用医薬品の調査会社にてリサーチャーとして勤務。前職では、大手内資系製薬会社にてMRを担当。2021年4月から立教大学院ビジネスデザイン研究科(RBS)にてMBA(修士課程前期)を就学中。将来、起業(医療業界・合気道道場)を夢見てます。趣味は、トレーニング・合気道。