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ベジファーストはもう古い?

「ベジファースト」って言葉をご存じでしょうか?

ご飯を食べる時に
「野菜(ベジタブル)から最初(ファースト)に食べましょう」
というダイエット方法です。

野菜(食物繊維)を先に食べることで、
「血糖値の急激な上昇を抑える効果」を得るのが目的です。
それにより、太りにくくなります。

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【ちょっと細かい話1】
炭水化物中のブドウ糖が腸から吸収されると、
膵臓 (すいぞう) から分泌される「インスリン」というホルモンの働きによって、
肝臓内の糖の量を減らしたり、
血液中の糖を肝臓に取り込んだりして、
血液中の糖の量(血糖値)が適切になるようにコントロールしています。

コントロールできなかった糖は、脂肪として蓄えられます。
つまり、「肥満」に繋がるわけです。
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それが最近では、「プロテインファースト」がいいとされています。

「プロテイン(お肉や魚)を先に食べることで、
さらに血糖値のコントロールを行おう」ってことです。

プロテインファーストは魚や肉などから先に食べることで、
ベジファーストより食後の血糖値の上昇を抑えてくれます。

そんな研究が出てきたので、
ここ最近はプロテインファーストを提唱する人が増えてきました。

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【ちょっと細かい話2】
プロテインを摂ると、「インクレチン」と呼ばれる消化管ホルモンが分泌されます。
「インクレチン」がインスリンの分泌を増強するため、
食後の高血糖を抑える効果が期待できるというわけです。
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ベジファーストを心がけている人からすると意外かもしれません。
ですが、さらに血糖値を抑えてくれると言われると気になりますよね。

ってここまで言ってといてなんですが、個人的なことを言わせていただくと、
ベジファーストでもいいんじゃないかな?と思ったりします。

肉や魚を最初に食べてしまうと、その後の食事が楽しくないんです💦
そのせいでついついご飯に味の濃いものを載せてしまったり、
追加で何か欲しくなってしまい、食べ過ぎてしまいます。

せっかくダイエットのためにやってるのに逆効果。。。

自制できる人はいいのですが、難しそうならベジファーストの方がいいと思います。

とりあえず「血糖値をあげるのは『糖』」とだけ覚えてください。

日本人は主食であるお米や芋類、小麦粉などに「糖」が多く含まれます。
これらを最後に食べることで、
血糖値の急上昇を抑えることができます。

そしてもっとも大事なのは「ゆっくり噛んで食べること」。
いくら食べる順番を意識しても、早食いなら全て台無し!

飲み会のように、誰かとしゃべりながらゆっくり食べることで、
健康にいい食べ方になります。

そしてその話の中にこの「プロテインファースト」の話を入れてください。
あなたの話にみんなが興味を惹かれます!

この話が参考になったと言う人は、いいね、シェアをしてしていただけると幸いです。

血糖値の急上昇がいかに身体に悪いかはまた今度!
ぜひフォローしてお待ちください。
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たにもと けい(39歳)
10年前、ストレスで倒れたことをきっかけに健康に注力。
70キロ→50キロまで減量に成功。
健康に関する動画1本で20万再生を超える。
現在は「セルコン」で勉強中。

過去のコラムはnoteにあげています。
健康・美容で気になることがある方は見てみてください。
https://note.com/kei_tanimoto
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