人と自分を比べた方が良い。自分の事が分からない人は特に。
自分の事が分からず悩んでいた
自分の事ってよくわからなくないですか?
僕だけかな。
小学生の頃はサッカー選手になりたいって思ってて
いつの間にか会社員になって、
あえて評価するなら「上手くいってそうな普通の人生」を歩んでた。
自分目線では、
会社で残業の日々を過ごして、
「これから40年この生活か」と絶望した。
かと言って、他にやりたいことも無かった。
というか、自分の事がよく分からなかったし
自分について考える余裕がなかった
社会の歯車の一部になって、
心もあるんだか無いんだか分からなかった。
Adoさんの「うっせえわ」の歌詞ってよくできてる。
本当にこれ。
「優等生」になることって「無個性」に近づける作業のようにも思える。
もちろん優等生を極めれば一流の何かになれるんだろうけど。
学校教育の中で優等生が育って
「無個性な社会人」が増えていくんだろうな。
自分も含めて。
人と比べる。とことん。
自分を理解する方法は、意外と単純。
人と比べること。
自分は自分の事が分からない。
当たり前すぎて見えない。
でも他人と比べると、
その人との「違い」を通して自分が見えてくる。
自分で考えるのが難しい場合は人と会話するのも良いと思う。
「○○さんって、説明するのがうまいよね」と言うと
「◇◇さんの聞き方がうまいんだよ」とか
思いもよらぬ、人との違いに気づくことができる。かも。
友達には逆に相談しにくいな…と思う人は相談してほしい。
人と比べちゃいけないという風潮
「人と比べちゃいけない!」という言葉が呪いになってる気がする。
「人と比べて自分を卑下してはいけない!」が正しいのでは?多分。
なんで人と比べちゃいけないってなったんだろう。
「人と比べちゃいけない!あなたにはあなたの良さがあるんだから!」
ってことかな。
自分が思うにこれは逆で、
「人と比べて!あなたにはあなたの良さがあるんだから!」
こっちの方が自分の良さを見つけやすい。
もちろん性格による
落ち込みやすい性格の人は、無理に人と比べる必要はないと思う。
卑下するな!劣ってる部分ばかり見るな!と言っても
考えてしまうのは仕方のないこと。
誰でも自分より上の人を見て「優劣」を比べると落ち込む。
野球選手だって大谷翔平選手と比べたらやる気落ちちゃう人もいる。
でも大事なのは「優劣」じゃなくて「違い」を探すこと。
そのために比べる。
その人に勝とうとしなくて良い。
あくまで自分の事を見る鏡にするためにいろんな人と自分を比べる。
他人を通して自分を見る切り口にする。
「ナイフのような思考回路」を身に着けたい。
うっせえわ。と思ったらゴメンなさい。