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ブランド名、Newold(仮)

せっかく新しいコンセプトの家具を作るのだから、
新ブランドを作って、経過を書いていこうと思う。
このブランドやプロダクトの成り立ちや、そもそもの動機や、やる意味などを伝えることも大事だなと思って。ブランド名はニューオールド(仮)にしてみた。とりあえず。

ブランドコンセプトは、
「その人らしさの表現、より良い自然環境・生活環境への貢献、長く使い続けられる物を考える。」
この前の記事で書いたようなことが動機になってる。ある意味これからの時代を考えたときに、このコンセプトはクリエイトの必然に思えた。個人的にだけど。
プロダクトコンセプトは、
「継続してアップデート可能な空間の創造」としてみる。とりあえず。

基本的に心地よく美しい家具を作りたいのは当然だけど、このブランドでは、組み立て式(セルフビルド)の家具をデザインする。フラットパッキングが可能になったり、パーツ交換で修理も容易になる。
パーツカラーのセレクトで、自分らしさを表現したり、使用環境や使用者が変わっても、それらに合わせてリフォームもし易い。構造は歩留まりが良くて、超高度な技術がなくても作れるように、構成パーツができるだけシンプルな設計にしたい。
そして、できるだけ自然環境への負荷の少ない材質や仕上げを採用したい。自然素材やリサイクル可能な素材、副産物など。これは、「少しでも」からやっていく。何でも極論的にやるのは、様々な平和や調和を崩しかねないことを学んできたから。

こんな感じで考えながら、まずイスを作ることにした。やっぱり難しいのはイスだから、そこをクリアしたいし、そもそもイスが作りたくて始めたような仕事だからっていうこともある。

基本骨格を金属製にし、そこに接続する形で木製パーツを組む。こんな感じのイスを設計した。
以前から金属と木の組み合わせは何度もデザインしてきたけど、組み立て式を前提とすると、考えることも違ってくる。色んな方法を考えてきたけど、やっぱこれだな、と試作することにした。
付き合いのある協力業者さん達と図面を共有し、製作に向けてスタート。とはいえまだ金属と木のパーツだけ。その後クッション、生地、レザーと進めていく予定。こちらも協力業者さんがいるから、おおよそ形にすることはイメージできる。
でもまずは基本である金属骨格と木の部材が、十分な精度と強度で完成するかが最初の課題。その辺ができてきたら現実味が出てくるかな。

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