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どうすれば昇格ってできるの?(人生における役職の考え方)

昇格って、結局のところ何を基準に決まるのでしょうか?そして、どんな人が昇進のチャンスをつかむのでしょうか?
役職がついた方が給料高くなるんでしょ?
特に社会に出たばかり皆様にとってそのように考える方も多いのでしょう。
ですので、今日は組織が昇格してもらいたい!と思う人の基本中の基本について。

本文と画像は関係ありません(笑。

■そもそも昇格の意味ってなに?

創業時を除いて最初から役職者の人はいませんので、何かしらの評価を経て社員は昇格していきます。
昇格の為の基本的な評価は至ってシンプルです。
その人が与えられたミッションをどれだけ確実にこなし続けているか、それに尽きます。
そして、そのパフォーマンスに連続性があるか、一過性の運や外部要因によるものではないかどうかを上司は見ているのです。「今月はめちゃくちゃいい!」「最近の○○さんはいいね!」などでは決めていません。
また、チーム単位で成果を出すことを目標にしている方であれば、他メンバーが成果を出すための姿勢なども重要なポイントです。

その基本条件に加え、他にも様々な要素が必要となってくるのは言うまでもないですが、よく誤解されがちなのは、ミッション以外で会社に貢献や、上席や幹部メンバーと仲良くなれば出世しやすいは絶対にありません。
組織が昇格という意思決定をする際は、いや、ビジネスパーソンの評価というはあくまでミッション達成率なのです。
結果を出すことで与えるミッションのレベルが上がってくることの結果が昇格ともいえます。

また、立場が人を成長させる訳ではないということ。
実は、役職(肩書)そのものがその人を成長させてくれる訳ではなく、既に成長している人が自然と役職に就かされます。
つまり、昇格は会社がその人の努力と成長を認めた証なのです。

たまーに、世の中で能力も無ければ碌(ろく)な努力もした経験もない人が、うまく立ち回った結果として出世しているのを目にします。
しかし、そのような人は必ずメッキが剝がれるように下落していきます。
その剥がれるのが遅ければ遅いほど、悲劇なのです。

かつて、私の会社でも評価を誤り、期待値のみで実力以上の役職、報酬を与えてしまい、お互いにとって不幸な結果になってしまった苦い失敗がありました。
その当時のメンバーに申し訳ない事をした組織的、人間的に私が犯した罪の痛みは大きく、学びと共に消えない傷として今も刻まれてます。
過剰な評価は誰も幸せにしない自然の摂理は、私を含め経営者は痛いほど身に染みている人が多いものですwww汗

■昇格は転職にもメリット大

もっと大きな視点で言えば、昇格はその会社にいる時だけのただのタイトルではなく、実はその人の人生キャリアの中でのステップにもなるのです。
事業責任者や幹部にもなれば、仮に数年経ってその会社を去ろうとも、ある程度の昇格した事実はその人物が過去に評価されたエビデンスとして次の職場でも生かせる場合が多いからです。
外資系企業では「昇格は在職中の転職活動」というのが定説化されていますが、これは日本企業はおろかどこの会社にも当てはまる事実なのです。
前職でマネージャーをしてた、執行役員だった、取締役だった等は、転職時にはとても生かせる輝かしい武器となりあなたの『資格』として役立つでしょう。
(※もちろん、実力が伴っていない場合は過剰に評価されて入った転職先で大きな苦労しますので注意。自己評価もしっかりと伝えましょう。)


■目先の昇格は一生のキャリアへ

多くの組織は、個人の成長と企業への貢献を評価し、基本的にはその後のキャリアステップを応援しています。なぜなら、「元○○社の人は優秀ですね~」「さすが元○○!根性があるね!」と言われることがその会社のレベルを示すことにもなり社会的な評価に繋がるからです。
これは、よっぽどのブラック企業じゃなければ共通認識です。

皆さんも日々の業務に励みながら、自身の今後の転職を含めたキャリア形成の為にも、今いる会社での昇格を意識してみることをお勧めします。その為に重要なのは、自身のミッションをしっかりと認識する事です。
ミッションがわからなければ達成しようもありませんから。
どうせヤルなら大きな目標に向かって頑張ってみて下さいね!

私も一緒に学び、成長していきたいと思います。

先週末は大阪SC事業部メンバーの某お祝い会に飛び入り参加!みんなかわいい!❤

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