お稲荷さん
コロナ期の伏見大社が好きだった。そんなことを考えながらお稲荷さんと神社の話をあげてみる。あげてみるだけ。
なんでそんなことを言い出したかと言うと、桂歌丸師匠の自伝を読んだから。
東京の生家に祠があって、稲荷祭りを盛大にやっていた。
戦争で祠は焼けてしまったが置物のお狐様が出てきたので祖母が丁寧に祀り直した。代が替わって師匠が祀っていたけれど、どうしてもお守りしきれなくなって愛知県豊川市まで奉納することにした。話が決まったすぐ後に豊川市役所から講演の依頼が来た、そんなの話。(「歌丸 極上人生」)
つい先日誕生日を迎えた友達の生家に祠があった。
家を新築した際に、庭にあった祠も一緒に引っ越しをした。神主さんに来てもらい、いろんな手続きがあったらしい。
いつか遊びに行こうと思っていたけれど、結局行かずじまいになりそうだ。いつかできると思っていると、できないものだと今更気づく。
以下、伏見稲荷つながりの本
「いつもきみのそばに 動物たちが残した25個の不思議なメッセージ」みつつぐ著 マンガ
狐の夢治療
家の祠にいる動物と探し物
狐ばかりではなく白馬が出てくる話もある
「はんなりギロリの頼子さん」第一巻 マンガ
世界遺産Kyotoから徒歩二分、タバコ屋経営、お客さんより道を尋ねる人が多い場所。愛想の悪い看板娘ではあるけれど、ここまで懇切丁寧な人は実際にはいない。絶対にいない、と思う
「稲荷神社のキツネさん」 町田真知子原案、東村アキ子画 マンガ
伏見稲荷の詣で方
「霊能一代」砂澤たまゑ著 2024年3月 復刊!
2004年7月発行から大改訂
目次:
第1部 神様に導かれて歩んだ道
不思議な声が聞こえてきた
信仰心の芽生え
霊能者だった祖母
大阪で働き始める
満州からの奇跡的な生還
本格的な行の生活に入る
お堂建立
稲荷講社に入る
百日断食に挑む
子育ても修行
三丹支部の設立
歌詠む日々
内記稲荷神社に移る
お塚を建立する
内記稲荷神社に移る
第2部 信者さんたちとともに歩んだ道
神様は目に見えない
お稲荷様は生き神様
お稲荷様は名医
お稲荷様は「ほどこし」の神様
人を導き、人を結ぶ
自然が神様
神様と本当の信仰心
内藤憲吾著 昭和のオダイ、砂澤たまゑを取材したドキュメンタリーと私感本
「お稲荷さんと霊能者」2017/01 2021/9文庫化
第1章 不思議な人に出会う
第2章 不思議な人の話を聞く
第3章 霊能力を観察する
第4章 稲荷信仰の謎を解く
「お稲荷さんと霊験談」2017/11
第1章 伏見稲荷の神様
第2章 稲荷の眷属
第3章 神社の不思議
第4章 お山の怪
第5章 オダイの霊能力
「お稲荷さんとご利益」2018/10
第1章 神様の誓約―衣食住の御利益
第2章 白狐と蛇霊―商売の御利益
第3章 手加持と御祈祷―病気治しの御利益
第4章 守護神が天職を決める―受験・就職・仕事・出世の御利益
第5章 生かされた人たち―事故・災いを防ぐ御利益
第6章 人・土地・お金を結ぶ―縁結びの御利益
白高とあるし、伏見稲荷ではなかった気がするが、
「神と人のはざまに生きる―近代都市の女性巫者 」 アンヌ・ブッシイ著
(Les oracles de Shirataka ou La sibylle d'Ôsaka:
Vie d'une femme spécialiste de la possession dans le Japon du XXe siècle Anne Bouchy 1997/07/11出版 紙のみ)
手元にないのでうろ覚え。一昔前の大阪の風景があった気もする。絶版本だが東京大学出版から出ているので、図書館などで見つかる可能性あり。
フランス人の民族学者が行った日本での研究。
フットワークは軽ければ軽いほど動ける。まずは自分からアクションをとらないと。
(2009年に原書の2005年改訂に沿った改訂版あり)