お餅のかたちは丸か四角か
こんにちは。
サンタクロースが「じゃ、お疲れ!」って北の空へ帰り、いよいよ年明けまでのカウントダウンが始まりましたね。いかに静かな年末年始を過ごすかなんて考えながら、スーパーに並ぶ季節の食材を眺める人も多いのではないでしょうか。
さて、うちも鏡餅なんぞ飾ってお正月を迎える準備を進めている。おそらく、鏡餅の形は関東も関西も大きな違いはないはず。けれど、お餅と言えば『丸餅』を思い浮かべるのが関西人。東京へ転勤した年の末、スーパーに『角餅』がずらりと並ぶ光景に衝撃を受け、棚の端にちょこっとだけ置いてあった丸餅を泣きながら手に取ったのを覚えている。
お雑煮も丸餅、鏡開き後に食べるおぜんざいも丸餅で育ったわたし。角餅を嫌うわけではないけれど、あまりにも生活に染み付かないので、どうやって距離をとって付き合えばいいのか分からない。
年末年始に実家へ帰省すれば、当たり前のように丸餅が出てくるし、東京の我が家でも、わたしが角餅との付き合い方を習得するまでは、なんとか丸餅を探しだして手に入れようと思っている。
そんな中で育つ娘に「お餅の絵」をリクエストしたら、丸と四角どちらで描くだろうか。いつか試してみたいと思う。親が育った文化と娘が育つ文化の違いをどのように吸収していくのかを検証するのが、わたしの密かな楽しみになっています。
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