アラビア太郎 - 感想・引用
今回の記事は、アラビア石油創業者の山下太郎の物語です。満州で莫大な財産を築くも、二時大戦の敗戦で全てを失いました。しかし、戦後復興の核となる石油の欧米資本依存を危惧し、69歳で創業します。世界中から「山師」と揶揄されながらも、日の丸油田を見事打ち立てた彼の偉業には心踊るものがあります。
この記事では、本の要約をするのではなく、輪読会を行うにあたり、私が読んだ感想や本からの学び、一部引用を紹介するものです。輪読会用のメモなので、一般的な記事のようにきちんと整理されているわけではないのでご了承ください。
感想
満州で得た資産を失ってから、海外で石油会社を設立して、成功させるバイタリティがすごい。
このエネルギーは一体どこから来てるのかと思わされる。
「少年よ、大志を抱け」
「少年よ、大志を抱け」に実際に感化され、大事を成した人というのを初めて見た気がする。
見栄っ張りなところ。
派手好きな一面がある。
楠木正成の25代目の子孫である(?)というところ。
人は何か信じるもの・すごいと思わされる何かがあると強くなるのかなとも思った。
人のネットワーク
信頼の貯金は大事
親戚に政治家がいたりして、良い家系なのだなと。
人脈の大事さはあまり語られないけど、この本を読むとやはり大事だと。
満州の開拓、日本の躍進がすごい
今からすると考えられない時代なのだと思った。
昔の荒くれ者たちの物語は面白い。
国を考えて、民族が誇りを持って、一つになっている感じがすごくする。
仕事・Personality
決断をする時は臆病で、綿密な調査を必要とし、押されるように決断する。意外な一面に見えるけど、家康を彷彿とさせる。
これだけ仕事にかけていたのならば、仕事をしながら亡くなったのは本望だったのではないか。
『海賊と呼ばれた男』を思い出す。
引用
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