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欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア - 感想・引用
著者プロフィール: ルーク・バージス
1981年生まれ、作家・起業家。ニューヨーク大学スターン経営大学院でビジネスを学び、ローマの教皇庁立大学で哲学と神学を学ぶ。23歳で最初の会社を立ち上げ、ビジネスウィーク誌の「25歳未満の起業家トップ25」に選ばれた。以後、ウェルネス・消費財・テクノロジーの分野で複数の会社を企業。現在は米カトリック大学で客員起業家として起業家教育を行っている。ワシントンD.C.在住。
今回の記事は、「模倣の欲望」理論を用いて、人が何かを欲しがる理由を明らかにした本です。「人は他人の欲しがるものを欲しがる。欲望はその人自身の内側からはわいてこない」は非常に面白いインサイトです。
この記事では、本の要約をするのではなく、輪読会を行うにあたり、私が読んだ感想や本からの学び、一部引用を紹介するものです。輪読会用のメモなので、一般的な記事のようにきちんと整理されているわけではないのでご了承ください。
感想
人間は面白い生き物だと思った。
欲望のモデルというのはとても面白い考え方
確かに、深い欲望と浅い欲望というのはその通り。
1年生の世界において、ヒエラルキーのトップや他者が欲しいと言っているものを欲しがるというのはよくわかるなと思った。
以下の記事を思い出した
ラッパーは可哀想な生き物だなと思った。
可愛いというのもあるかもしれない。
ランボルギーニとフェラーリの話
トラクターを売っていたとは知らなかった
優れたリーダーの話
自分とは離れた何か壮大なものへ注目を集めさせ、皆に共感し、そこに向かっていく。
重力を変えさせる。
Social mediaのプラットフォームの話は勉強になるところが多かった。
他の人が何を持っていて、何を持っていないか、違いを際立たせる。
1年生の世界の理論を使うと、特に若い世代でSocial mediaが流行るのがわかった。
スケープゴート
生贄を捧げる
異質のものを排除
Google
欲しがるものの先行指標だということがわかった。
ほかの人が何を持っていて、何を欲しているか把握できる。モデルを見つけ、追いかけ、自分との違いを認識するプラットフォームである。
このインサイトは面白い。Facebook、Linkedinとかはそうだと思った。
引用
私の欲望は他者の媒介によって誘導されたもので、欲望の生態系は自分が理解できる規模を超えており、自分はその一部である。
人間はお互いが違うから戦うのではなく、同じだから戦うのだ。互いを区別しようとするから、敵同士の双子とないr、互いに暴力を振るう分身同士となる。
フェイスブックはアイデンティティ、つまり欲望を中心に構築されていた。
ほかの人が何を持っていて、何を欲しているか把握できる。モデルを見つけ、追いかけ、自分との違いを認識するプラットフォームである。
目指す効果は、テレビを見た人に「こいつらまるでレミングじゃないか、ばかだなあ」と思わせることだ。自分はまわりの人とは違うと思った瞬間、その人はもっとも弱くなる。
私たちは一般的に、欲望とのあいだに異なる関係(現実の関係あるいは認識された関係)を築いている人にひかれる。他人が欲しがっているものは気にしないように見える人、あるいは同じものを欲しがらない人は、別世界の人間のように感じるものだ。模倣に影響されず、反模倣的にさえ見える。だから魅力的なのである。ほとんどの人はそうではないから。
私たちは自分と同じものを欲しがる人により強い脅威を感じる。
集団のなかの人々が似ていれば似ているほど、全体に影響をおよぼすたった一つの緊張に弱くなる。
欲望の視点から見れば、目標はシステムの産物である。自分たちが持つ欲望のシステムの外にあるものを欲しがることはできない。
グーグルは情報そのものへの欲望を媒介する。グーグルは最初は、ウェブ上のページを見つけてアクセするのを手伝う検索会社として始動した。しかし、数年のうちに、検索結果は人々がたまたま探していたもののデータポイントではなく、人々が欲しがるものの先行指標であることに気づいたーグーグルが誰よりも早く入手する欲望の情報である。
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