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桂子。
2019年8月28日 22:36
よく知った街で君と何も考えることなく歩いて、ただただ愛おしくて幸せだなぁ なんて考えたことを今でも覚えている。電話は数日に一回、それだけで満足だった。電話越しに笑う声が好きで仕方がなかった。好きというより、愛おしかった。私から自分の気持ちを明かすことはなかったし、君がそれをすることもなかった。付き合うなんてそんな話題は出してはいけないように思えた。そんな私たちは一度だけそんな話をしたことがあっ