
マイペース登校長女の個別懇談からみえたもの
先日、不登校を経験した小2長女の個別懇談に行ってきました。
個別懇談での先生との会話からの思考と感情の気づきのお話です。
マイペース登校中の小2長女の簡単な経過
・小1の11月頃から学校に行けなくなり
・学校が怖い、雨と雷が怖いとパニックで号泣
・聴覚過敏が悪化
・休ませる決断をして不登校へ
・放課後登校、母子登校を経て
・小2の2学期からマイペースに登校中
現在は朝から1日学校に行くのがしんどくて
2・3時間目から登校しています。
そんな長女の個別懇談で気付いた
私の思考と感情のお話です。
気づいた思考と感情とは
『みんなと同じように過ごして欲しい』
『先生やまわりの人にどう思われてるか不安』
ってまだまだ思ってるってことです。
いやいや、
みんなと同じように過ごして欲しいとか普通じゃない?
集団生活なんだから、みんなと同じようにしないとダメでしょ!
とか
先生にどう思われてるかとか私も気になる!
逆に
そんなの気にしなくてよくない?
って声が聞こえてきそうですが、、、笑
私自身、
・集団に合わせて生きてきて
・人にどう思われてるか
・相手や今いる場所で何を求められてるか
が全てでそれを行動基準で生きてきました。
けれど、これを娘が不登校になったことをきっかけに
『全部捨てる決断』
をしたんです。逆の表現をすると
『この子はこの子でいい』
という考えです。
もちろん、集団生活においてのマナーは守ったうえでの話ですが
学校での『この子はこの子でいい』の具体的な内容は
・宿題を未提出にさせてもらう
・翌日の登校時間を娘に決めてもらう
・学校への送り迎え
・聴覚過敏で防音イヤーマフラーの使用
などなどです。下校時間時間が幼稚園とかぶる曜日なんかは、私が着くまで先生が一緒に待って下さってます。
その時間約5分!この5分が不安で待てない(笑)
先生には本当に感謝です。
『この子はこの子でいい』って決めたし、
そう思って毎日生活してるんですけどね。
やっぱり集団生活というものをふと考えたとき
不安が襲ってきて心はゆれます
そして、人と話したときにふと出る言葉にこれがのかかってしまう。
例えば
・先生と話してる時にふと
「やっぱり集団に属してる分、みんなと同じようになって欲しいと言う気持ちはある。音読カードやって欲しいし、朝も登校時間から行って欲しいなぁって思う」や(やらせることははしてません)
・話したことを、振り返って
(3学期はひとりで途中まで下校してもらう練習をしますと話しました)
「いやいや、それくらい普通できるし、みんなひとりで帰ってるしほんま過保護やな」
って浮かんだ脳内思考
↑誰にも言われてない。ただ頭の中で浮かんだだけ。
こんな思考癖が人と話してるときにふと言葉にでてしまう。
いや、思っててもいいんですけどね。
どうせ伝えるなら「先生ほんといつもゆっくり登校ですみません~!ご迷惑おかけしてます!」とかでいいと思うしそういう明るい人になりたい。
自分も不安だと思ってること、本当はみんなと同じようにしてほしいと思ってることをわかって欲しいと心のどこかで思ってるんだろうなと感じた出来事でした。
でもこの
ネガティブな思考もダメなことではない
と思えるようにもなってきました。
今まで
・学校は行くべき
・宿題はだすもの
・学校へはこどもが行って帰ってくるもの
・集団のルールには従うもの
と何十年も同じ思考で生きてきて、
ここにきて考え方をかえようとしていて。
今までの自分と変わろうとしていて。
しかも、今回の事はこどものことだから
100%自分の意思だけではできない。
こどもがした選択を
「こどものペースに合わせる決断をした私」でいて
(こどものペースにあわせると思ったらしんどいので)
自分がしたいことがあるときは
「今日はママは予定があるから、◯時間目から行って欲しい」と話をし。
(この辺に関してはだいぶ慣れてきました)
けど、まわりと違うことをしてる自分って思った時相当しんどいし
この思考に堕ちちゃうときは
まだ自分責めしちゃうときもあります
けど、
自分責めが始まりそうなとき
にいつも考えることは
・学校行けたない時と比べたら、今マイペースでも行けてる娘はすごいし
・あんなに怖いと言っていた学校にお友達との楽しみや好きな先生がいて
そして何よりも娘が学校に行けなくなったことがあって
私も自分らしくいる人生を学ばさせてもらっているし
まわりと合わせてできなくても、先生やお友達あったかくて、時には指導もしていただいてそれでも温かく毎日迎えてくれる
そんなことを気づかせてくれた娘に本当ありがとう!です!
比べるのはいつだって過去の自分。過去の娘。
まわりと比べても、
ひとりひとりの気質があり、状況があり、考え方があり。
みんなと違う私と娘に、罪悪感を感じるから
まわりも、それを感じ取ってしまう。
今の私と娘に胸をはって、いい意味であっけらかんとしていたら
まわりの人にもなんか、ちょっと輝いてるなって思ってもらえる。
そう感じ、そう自分にいいきかせて(笑)
毎日過ごしてます。
しんどい時はぶっ飛びイメージ膨らませてます!
『学校に毎日送り迎えしてる私ってほんと海外に住んでる人やセレブみたいでなんかいい感じ〜!!』とか(笑)
はぁ〜!!冬休みですね!!
ごはんは作らないと行けないけど!!
毎日こどもの予定考えなくていいし
送り迎えしなくていいし
主人も身内も今年は休みだし!
家にいたいときは引きこもれるし!(笑)
嬉しい!!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
