生で落語が見たい
「大賞」とかけまして、
「深夜0時」と解きます。
その心は、てっぺん です。
#頂点
#てっぺん回る
#午前様
録画してあった令和3年度NHK新人落語大賞を見ました。
優勝は、桂二葉さんで演目は「天狗刺し」でした。
素晴らしい出来で、テンポも声も間も二葉さんのキャラも全てよく、笑いどころもたくさんある、見ていて楽しい落語でした。
その他に出ている方々も、さすがに決勝まで残っただけあり、実力は素晴らしい方ばかりでした。
落語は同じネタを沢山の噺家が話します。
ストーリーは同じなのに、噺家によって全く違うテイストになることもあります。
それ故に名人と呼ばれる人達と比較されることが多く、目の肥えたファンの前ではなかなか評価してもらえないものなのかもしれません。
自分もどちらかと言うとそういう目で見ていたところもありました。
しかし、いざ自分が落語をするようになると人の落語の見方がかなり変わりました。
表情や所作はもちろん、セリフとセリフの繋ぎや、間の取り方、声の出し方の方ばかりに目が行くようになりました。
そして何より審査員である師匠連中のコメントに注目します。
なるほど、そういうところを見てるんだ、こういうところに気をつけないといけないんだ、と勉強になることばかりです。
自分などはまだまだここに出た方々の足元にも及ばない存在です。
出演者全てが先生で、勉強になることだらけです。
そしてもっと生で落語を見たい、となります。
気軽に寄席に行ける都会の人達が本当に羨ましいです。
丸一日、寄席見学で過ごすということをやってみたいです。
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