全日本学生落語選手権「策伝大賞」
「選手権」とかけまして、
「台所に向かいます」と解きます。
その心は、
かって進みます。
#勝って進む
#勝手進む
#お勝手
全日本学生落語選手権「策伝大賞」を見てきました。
大学の落語研究会、通称「落研(おちけん)」の全国大会です。
主催は岐阜市で、審査員として委員長の桂文枝師匠、さらに立川志の輔師匠まで名を連ねる、今年で第20回を重ねる立派な大会です。
文枝師匠や志の輔師匠を生で見られるうえに、学生らしい元気な落語も聴けるという落語好きにはたまらないイベントということもあり、一度は見たいと思っていました。
しかし、今回はただ楽しみに行くのではなく、「視察」という形で見に行くことができました。
というのも自分の町で今年行う「国民文化祭」での落語も同じようなことをするからです。
全国から素人落語家を募り、審査をし、その合間に大喜利をするという流れも大体同じです。
大会が始まると、ちゃんと客席で観覧することもでき、大会そのものをしっかりと堪能し、その後、岐阜市の担当の方が忙しい中、舞台裏などの案内をしていただきました。
学生の落語を聴き、舞台上の動き、時間配分や照明、出囃子のタイミング、音量など気づいたところは全てメモします。
司会者や挨拶を述べる市長達の立ち振る舞いもしっかりと見ます。
落語をする学生はもちろん、司会者、アシスタント、お茶子、さらに審査員も市長も全て着物です。
舞台裏には着付けのお手伝いの方もたくさんいます。
着物のレンタルも考えないといけないし、こういう方達にも協力してもらう必要があります。
学生の落語に関しては、長い落語を8分以内にまとめる技術も素晴らしいし、さすが決勝に残っただけがあり、ちゃんと聴かせるし笑わせてくれます。
とてもレベルが高く、自分の落語なんてこの学生達とは雲泥の差です。
そして一人ひとりに審査員の文枝師匠、志の輔師匠が講評する、その言葉もまた勉強になります。
しかも的確な審査と共に必ず笑いもとります。
ここら辺は、イベント運営よりも自分の落語の方で生かせそうです。
休日返上の視察は、落語だけでなくイベント運営などとにかく学びが本当に多い実りのあるものとすることができました。
10月の国民文化祭ではこの学びをしっかりと生かします。
国民文化祭本番まであと8か月。
絶対に来た人に喜んでもらえるイベントにしたいと思ってます。
それにしても明日あるという、桂文枝、立川志の輔二人会、見たかったなあ。
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