想像力のエンタメ
「想像力」とかけまして、
「た」と解きます。
その心は、あたまの中にあります。
#頭の中
#あたま
#真ん中の文字
#説明してしまうやつ
ひと月半ぶりに落語を披露してきました。
8月にも予定はあったのですが、流行病のためやむなく欠席となってしまいました、
その時に初めて着ようと思っていた浴衣があったのですが、それも今日まで持ち越しでした。
実は日にちを間違えていて、来週の出番だと思っていたのですが、前日のサークル練習で翌日だということが判明し、大慌てで準備したのでした。
ネタはここ最近こればっかりですが、前説からの「秘伝書」。
今回も地域のお年寄り向けサロンでの披露ということもあり、落語に慣れていない方々が多いです。
そういう方々のためにはこの流れが一番笑ってもらえます。
わかりやすいネタで笑っていただく、いわゆる「場を温める」というやつです。
落語は聴く方も頭を使う想像力のエンタメです。
聴く人ごとに登場人物の顔や容姿は違います。
なので落語に出てくる美女はその人にとっての最高の理想の美女ということになります。
その辺りは小説、文章と同じです。
目の前にいるおっさんが、聴く人にとっての最高の美女になる、と考えるとますます落語の奥の深さ、面白さが感じられますが、その分、話芸としての難しさ、厳しさも思い知らされます。
こちらも楽しみながら、聴く方にも楽しんでいただけるよう、もっともっと稽古して、クオリティを上げていきます。