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『その本は』読了
「本」とかけまして、
「困ったときはは?」と解きます。
その心は、
よんでください。
#読んでください
#呼んでください
ヨシタケシンスケさん、又吉直樹さんの『その本は』読了しました。
久しぶりに読む前からワクワクしてました。
ヨシタケさんも又吉さんも自分が好きな作家です。
その2人がコラボしてできた本なので楽しみで仕方ありませんでした。
絵本とショートストーリーが交互にあり、サクサク読めます。
笑えるもの、考えさせるもの、泣けるもの、ほのぼのするもの、最後はクスリとさせてくれます。
本を読むのがこんなに楽しいと思わせてくれるものは久しぶりです。
中でも第7夜「その本は、誰も死なない」は、少年時代の淡い恋心、深刻な家庭環境、最後はいろんな感情が揺さぶられ、読む人がいろいろ解釈を考察できる作品。
途中の交換日記では主人公の一人称の違いで思春期に向かう少年の心理が苦しいほど伝わってきます。
他にもこの本は装丁にも細かい仕掛けがあり、紙の本ならではの良さもあります。
この作品の感想、考察だけで結構飲めそうです。#まだ飲む
本を読む時間が本当に楽しかったです。
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