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Photo by
honey_manya
『この音とまれ!』から学ぶもの
「音」とかけまして、「果物農家」と解きます。
その心は、どれみがなったか?
#ドレミが鳴った
#どれ実が成った
『この音とまれ!』という漫画を読んでいます。
高校の箏曲部を舞台にした青春漫画です。
「琴」という、そんなにメジャーではない楽器を題材していながら、努力、友情、勝利といったジャンプの王道とともに、人間関係のドラマや恋愛要素も入り、絵が少女漫画風ですが、とても読みやすく、どのキャラクターにも感情移入でき、涙あり、笑いあり感動ありのストーリーです。
そして何より「音楽」を漫画で表現し、あくまでも読者の想像にはなりますが「音」が伝わってきます。
実際に作中の曲がオリジナル作品として発表されたり、舞台やアニメにもなっているようです。
最近、子供達が読む「異世界もの」にちょっと飽きてきていたので、いい漫画と出会えました。
その中で、主人公の
「楽譜通りに弾くのは スタートラインみたいなもんでしょ」
というセリフがあります。
音楽に限らず、表現活動すべてに当てはまるものです。
仕事にも当てはまるものかもしれません。
まずはやり方を覚えてから、自分なりの解釈を加えていく。
特にプロの世界は、ここからが勝負であることには間違いありません。
落語ももちろんそうです。
まずは噺を覚えてしまうことからスタートです。
あとは演出でどこまで聴かせるか、笑わせるか。
この漫画が結構勉強になりそうです。
とりあえず、次にやる噺を覚えます。
まだスタートラインでもありません。