ちょっと困った奴
「座布団」とかけまして、
「スプーン」と解きます。
その心は、投げたくなる気持ちもあります。
#番狂わせ
#匙を投げる
落語サークルへの座布団の寄附の話がなくなりました。
先方から申出の撤回があったのです。
理由としては、高座用にしては地味ですし、何よりこちらが悩んでいるから、というものでした。
サークルへの連絡用のメールがあるのですが、最初にここにメールが届いたのが一週間以上も前のことだったようです。
「ようです」というのは、自分はこのメールを見ることができないからです。
サークルの立ち上げ当初にアカウントを作り、FacebookやInstagramで連絡先として公表し、メンバーにも共有できるようになっているのですが、最初の手違いで自分は拒否されてしまい、そのまま自分には使えない状態のままでした。
一応、そのメールの管理者となるメンバーがいるのですが、そのメンバーがずっとメールをチェックしていなかったようです。
何しろ今までメールの着信がありませんでしたから。
出演依頼はすべて電話か直接でした。
そしてある時、他のメンバーがそのメールに気付き、慌ててグループLINEにその情報を流し、管理者のメンバーがやっと返信をすることになったのです。
しかしそのメンバー、面倒くさい作業はすべて後回しにするタイプ。
30歳を過ぎてもアルバイト生活で、親と同居しています。
バイトもあまり長続きせず、いろんな業種を渡り歩いています。
性格は、目立ちたがり屋で、人の話を聞かない、ちょっと嫌な指摘をされると拗ねてしまう、ちょっと扱いが難しい、正直に言って一般の会社では勤まらないような人間です。
それでも落語サークルのためにいろいろとやってくれるし、落語もちゃんと覚えてきます。
サークルの内輪だけなら、「ちょっと困った奴」で済むのですが、外部との交渉になるとそうはいきません。
それが今回、表に出てしまいました。
やっと返信があったと思えば、寄附の申出に対する感謝の意もなく、「何枚もらえますか?」という不躾なメール。
これじゃあさすがに撤回されても仕方がないかもしれません。
座布団のことは、惜しいとは思わないのですが、不躾なメールのことだけは謝罪したい気持ちでいっぱいです。
何とか他の年長のメンバーが直接その寄附を申し出てくれた人と連絡を取ることができ何とか治まりそうです。
それにしてもその若いメンバーですが、こうやって周りが尻拭いのために必死で動いているのがまたよく思ってないのか、機嫌がすこぶる悪いようです。
近頃の若い奴は、で済むような年齢でもないのですが…
ちょっと愚痴回になってしまいました。
と、ここまで書いて、年長のメンバーさんから連絡が。
座布団いただけることになったそうです。
行動力と交渉力に感謝です。
亀の甲より年の功。
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